デ・キリコ展 東京都立美術館に行った。展示開場の壁が、キリコの絵に出てくるアーチのある壁のように作ってあった。キリコは自分の絵の中に過去の作品を登場させたりしているので、展示開場にいる私が今見ている風景もキリコの作品の中にいるようで、シュールな体験となった。 . . . 本文を読む
東京都美術館の『都美セレクショングループ展2024』を見る。というと1つのグループ展のようであるが、Aスティル・エコー:境界の風景 Bずれはからずもぶれ C回遊する風景 の3つのグループがセレクトされている。1つ1つが企画を公募しているので、かなりむっちり企画されていて、濃い。入場無料ということで、軽い気持ちで観に行くと、しっかりと鑑賞したくなる内容である。金曜日の夜8時まで開場して . . . 本文を読む
アーティゾン美術館で開催中のブランクーシ展作品数は多くない。作家の撮影した写真と動画が多く展示されていて興味深い。セルフポートレート、つまり自撮りが多く、髭のおじさん、なんかかわいい。金曜日は八時まで開館なのが嬉しい。 . . . 本文を読む
宝塚市に行ったので、前から行きたかった手塚治虫記念館に行った。企画展は『アニメ化記念 PLUTO展 ~アトムとプルートゥからのバトン~』であった。私はPLUTOは話題作ではあると知っていたが、読んではいない。でもPLUTOにはアトムを読み込んだ上で真似ではなく新しい表現になっていることがアトムとPLUTOの原稿を並べるかたちの展示でわかった。子供向けではあるがアニメ工房 . . . 本文を読む
三鷹市美術ギャラリーに行った。和紙の展示というか、榛原という和紙屋さんの持っている古い商品と版画原画である。パルプのでる前の、工業印刷の前の、国産手漉き紙に木版が一番熟していた頃の完成度の高い手仕事。 . . . 本文を読む
松濤美術館、入ってみると初めてではないはずなのだが、なんだか新鮮にこんなにも古めかしい建物だったかなぁと驚いた。消して古くさいとかではなく、格調高く感じた。これは女子トイレなのだが、写真では伝えきれない、とても美しい佇まいのトイレであった。簡素なのだが最近内装を新しくしたのか清掃も行き届いていて心地よい空間であった。建物の形のせいか正方形的な形ではないので、床のタイルが壁と水平になっていないのだけ . . . 本文を読む
東京写真美術館でホンマタカシを見た。ピンホールカメラであったrevolutionの裏は富士山であった恵比寿はバカライルミネーションで人がいっぱいであった。女の子達は写真や動画を撮るのが楽しそう。写真美術館では『写真から100年』という展示もあり、こんなにもみんな写真が好きなことは東京工芸大学の創始者も感慨深いでしょう。 . . . 本文を読む