夜中にチャンネルをカチカチしていたら映画「愛を読むひと」が流れていて
途中からだったけど見ました。
当然わけがわからず、あらすじをネットでチェックしながら鑑賞しました(ネタバレ読んじゃった)
…なんてヘビーな!!!!!
あぁ。もう。もどかしい!
マイケル、ハンナが文盲だってなぜ言ってくれないんだよっ!!!
なんで手紙を送らないんだよ!せっかく字が書けるようになったのに。
再会した時になぜ「過去のことをどう思ってるか」なんて聞くんだよ。
あの質問が、彼女の自殺につながってしまったんじゃないだろうか…と悲しくなりました。
でも、それがなくても、彼女は死を選んでいたのかもしれませんね。
とてもとても悲しい、切ない映画でした。
こういうのを見るといつも、「思ってることは素直にちゃんと伝えないとなー」って思います。
そして、周りにいる人を大事にしないとな、とも思う。
戦争は怖い。
優しい人さえも狂わせてしまう。
戦争を起こすのも人間。
人間って、本当に恐ろしい生き物だな、と改めて思いました。
ハンナが最後に言った「考えても無駄、死んだ人は戻らない」という言葉が重かった。
人の命の重みが分かっているからこその言葉なのかな、と思いました。
殺人を犯した人がどんなに後悔しても、亡くなった人は返ってこない。
自殺をした人の身近な人がどんなにその人を想っても、その人にはもう会えない。
それは自殺じゃなくても同じことだけど。
人の死って、ものすごく大きいものだし、罪のない人間の命を、人が奪ってはいけない。
奪う権利なんか誰にもない。
一人一人がそう思って日々を過ごしていけば、守れる命はたくさんあるんだと思う。
重いテーマではあったけど、自分の日常に置き換えて、周りにいる人を大切にしていこうと思いました。
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