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日々のあれこれ

ケチやない節約【合理的)野球

2015-08-06 10:11:31 | ニュースの部屋


 大阪偕星学園が“雑草魂野球”で頂点を目指す。出場校の最後に聖地入りした山本セキ監督(47)は「感無量です。ここで野球をすることが現実になるとは」と感慨に浸った。

 初の甲子園切符は、爪に火をともすような節約生活を乗り越えてつかんだ。倉敷高のコーチ時代、経済的理由で退部しなければならない生徒を何人も見てきた指揮官は「スポーツは国籍や肌の色、お金持ちかそうでないかは関係なく平等であるべき」と痛感。選手の家庭の事情などを考慮し、遠征費や用具代を可能な限り切り詰めてきた。

 ユニホームやスパイクは、1年以上前に発売された廃版でそろえる。練習用ユニホームは上下500円。「在庫処分するものを格安で。新しいのは4倍くらいするので」。遠征も、親類や知人のつてをフル活用して「1泊3食付きで2500円くらい」の宿舎を利用する。

 開会式リハーサルからユニホームを新調する。学校からのご褒美だが、ここでも山本監督は大幅な値切り交渉に成功したという。「お金をかけなくても勝てるというのを見せられたら」。真新しい戦闘服で、大阪勢2年連続の夏制覇に挑む。(吉村 達)

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