中国では今日は清明節でお休みです
もともと火曜日は休みなのであんまり関係ないんですけど
この間のハウルに続いて「ゲド戦記」を見ました
中国語では「地海传说」ハウルはなんとなく漢字を見たら「ああ、ハウルか」ってわかったけど、これはなんだかわからなかったです
ゲド戦記も、前に見たことはあるんですが、その時は途中からクモが怖すぎてそれまでの話を全部忘れてしまい、残ったのは「今日の夜トイレいけないかも…
」だけでした
今回もやっぱり怖くて、クモが「怖いよ…怖いよ…」って言うけど、お前が一番怖いんじゃ
って思いました
でも、怖いのを覚悟してみたので、ちゃんと話も覚えていられました
何はともあれ、批判の多いゲド戦記ですけど、私はそんなに悪くないと思います
アレンは最近の子って感じです
大人しくて何考えてるのかよくわかんないと思ったら、いきなりキレるっていう
内にある不安を誰かに相談できたらもっと楽に生きられるんだろうに
これは映画だからアレンが不安で怯えているのが分かるけど、実際には話してくれなきゃわからないですからね
だから、ハイタカみたいな人が周りにいたら大事にしたほうがいいと思います
雰囲気的にユパ様
を思い出しましたが、見た目は全然似てませんね
こういうおじさんが好きです
コウイウ人ニ私モナリタイ
おじさんになりたいわけじゃなくて、余計なことを言わず、必要なことだけを言える人に
必要なことだけを言うって本当に難しいことです
学生にも、何を言ったらやる気を出してくれるのか、どこまで言ったら逆効果になるのかとかいつも悩みます
教え足らなくて困ったままだったらとか、教え過ぎて自主性をなくさせてしまったんじゃないだろうかとか、加減というのは本当に難しいです
教育はもちろん、営業とかもそうだと思います
不必要なことは言い過ぎて、必要なことは言い忘れる
どんなに話しても不必要なことも必要なことも十分に出来ないなら、いっそ何も話さない方がいいような気がしてきます
少なくとも不必要なことは言わなくてすむわけだから
でも、話すことを止めてしまったらそれ以上にはならないわけで、例えば
①
余計なことを言わない 50点
必要なことを言う 0点
総合 50点
②
余計なことを言わない 25点
必要なことを言う 25点
総合 50点
だったら、確実に50点とれるけど、それ以上伸びない①よりは、点数が下がることはあるかもしれないけど、100点も狙える②の50点のほうがいいと私は思います
せっかく言葉が使えるのだから
ちょっと映画の感想とは話がずれましたが、派生してそんなことを考えました
逃げるってことは追いかけてくるものがいるってこと
逃げるのをやめない限りずっとそこにいるってこと
きっと逃げてるときは何から逃げてるのか分からなくなってるんでしょうね
少し見る角度を変えればたいしたことじゃなくなるかもしれないのに
逃げるのをやめたら、きっと今までより世界はきれいに見えるようになるんでしょうね