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ソレアソロ(2/7):そしてアレグリアス

ソレアが「フラメンコの母」と呼ばれるのは、その人のフラメンコのすべてが出る踊りだと言われているからだと思います。
ソレアは孤独。
孤独は人間の根源にあるものだから。
私はそう感じています。

人は1人では生きていけない。だけどいつもその奥底には孤独がある。
孤独と常に闘っている自分がいる。

だから、ソレアはいつでも踊れる……というか、いつ踊ってもいいんだと思う。
孤独が好きなわけでは決してありませんが(笑)、フラメンコを始めた当初から、私にとってソレアは一番好きなヌメロで、それは今も変わっていません。
特に役者にとって「孤独」ってばお友達みたいなもんですもんね。


ところで現実はといえば…なかなか振付が進んでくれません(^^;;
前回振り付けした部分の直しも入れながら、バックのギター&カンテさん方によりわかりやすく伝えるためにどうしたらよいかってとこを、イロイロもなみ先生も腐心してくれているのです。

本発表会に向けた各クラスでの宿題(!)もいっぱいあって、30~40名のステージング含めた振付は完成するまであともう少し…で今まさに正念場。

そんな中、私にも宿題が──!ソレアの最後に必ず入るブレリア、歌1つ自分で振り付けてみて!…とのお達しをいただきました(汗)

実はクラスで踊る群舞のアレグリアスのほうも、ミニ発表会時から大きく構成が変わって、振付自体もより難易度が増してきているので、結構テンパってます^^;

アレグリアスは「喜び」の踊り。
今まで「自身の喜びって何?」…をまずは表現しなくっちゃ…って考えていたのですが、クラスレッスンを重ねるうち、もっと違った視点が見えてきました。
そこに集う人々の大きな喜びを代弁して神に捧げる巫女的な存在としての踊り手…のイメージが、あるとき突然浮かび上がってきたのです(笑)
もう踊るイメージはくっきりと見えてます。
あとはそこに行き着くまで。

でもほんとにそんなん表現できるとこまでいくんでしょうか…甚だ不安なのですが…もうその浮かんでいる絵の中に飛び込んで踊りたくってしようがないので!
(そこに喜びと幸せを感じている私…がいるので!)
やるっきゃないのです(笑)
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