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「やりたいこととやれることは違う」

その昔、恩師・平山一夫先生から言われたことで忘れられないことは山ほどありますが、その中の一つに、
「やりたいこととやれることは違うんです」
という言葉があります。


タレントのはしのえみさんも、師匠である萩本欽一さんから同じようなことを言われていたみたいですね。

彼女は、女優業をやりたくてこの世界に入ったらしいのですが、最初はバラエティー系の仕事ばかりで、ちょっと悩んだ時期もあったようで。
そんなとき欽ちゃんが、今ある仕事を一所懸命やっていれば、いつかは自分がやりたい仕事がやれるようになるよと、言ってくれたんだそうです。

世の中は今、あなたにこの仕事を望んでいるのだから、望まれることをありがたくやることが大事、目の前の仕事に一つ一つ取り組んでいっていれば、いつか自分がやりたい仕事も必ず来るようになるから──というようなことだったと思います。

そして彼女は今、女優業もしっかりやれるようになっていますね(^-^)



人は往々にして、自分がやりたいと思うことと、周りから求められるものとがなかなか一致しないもののようです。

自分ではできていると思っているものが、他人から見ると全然できてなくて、別の意外な部分を褒められたりして、エーッと思ったり。。

「やりたい」と思うこと自体、結局「今はやれてない」ってことなんですよね。
今、やれてないからやりたいと望む。希望する。それは夢です。
夢を描くのはいいんですよ、もちろん!
それに向かって1歩1歩進んでいく、そのためには今、現実に外から求められていること(自分ができること)をコツコツやっていくこと。
そうやって自分が少しずつ成長していけば、「やりたい」ことが「やれる」ことになっていく、いつか必ず。

まずは「やれる」ことと「やりたい」ことは違うと、自分を客観的に認めて、自分が今「やれている」ことは何だろうと、外から自分を見つめてみることが必要なんですね。
それは周りが教えてくれることの方が多いです。

そう、だから私たちは、皆、周りから生かされているのです。


「生かされている」については、また別の機会にお話しすることにして…(笑)

この平山先生の言葉が身にしみることが、最近ありました。
というか、今、進行中なんですよ……

──つづく──
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