MamononoプロジェクトVol.2をやらせていただいた、あの高円寺カサ・デ・エスペランサが開店してから今年11月23日で丸45年なんですと
「La noche con tres guitarristas」と題したライブは、踊り手１人、ギター３人、歌い手１人──といういつもとは一味違った構成。
たまには大好きな人たちと、それぞれのいいところを生かしてファミリア的なライブを……と企画したとのこと。
もなみ先生のソロはもちろん、ギターさんの各ソロも堪能！
鈴木敦弘さんは自作の曲を披露。マドリードに修行に行って引きこもりになり、「そうだ、アンダルシアに行こう」と思ってAVE（新幹線）に乗り、そのときの車窓を流れる景色を見ながら……という前説そのままの情景が目の前に広がってくるような、ほんと素敵な曲でした。先生が惚れるのわかる。
岸元輝哉さんはこの日一番の大爆笑をとってました。（笑）トークがほんとおもしろい。その人柄から生まれる独特の間合いとセンスが光りましたね！先生が惚れるのわかる。（そこ？！）
中川浩之さんはいろんな意味で不思議な距離感が絶妙で（先生が惚れる理由の一つとか）、奏でる音色が結婚してから見事に変わったと評判です。同席になったイラク人（１週間前に来日したというのに日本語が上手だった）のお客さんが神妙に聞き入っていたのが印象的でした。イスラムとフラメンコはやっぱり何か通じるものがあるんでしょうね。
カンテ（歌い手）のＫＧこと菊池慶治さんは、先生のいろんな演出に戸惑い気味ながらもしっかり応えてくれてました！その声、私も大好きで、ソレアはちょっと嫉妬しちゃったくらい（笑）先生惚れすぎです（爆）
メンズ４人のそろい踏みブレリアから始まり、グアヒーラ、ソレア、休憩挟んでタンゴから最後のシギリージャまで、最強とも言える演目で、踊りはもちろん見応え十分な大満足の夜でした。
いつもの即興的なフラメンコの醍醐味十分なライブもいいけど、こんな作り込まれた感満載のフラメンコをタブラオで見られるってのもいいですね！またやってほしいな…
