ナルトに隠れる物語ネタバレ

ナルト疾風伝に隠れる有名な物語のネタバレ!
画像や動画を取り入れて紹介。これを読めばナルトがもっと楽しくなるかも。

渦巻きナルトの名前の秘密

2012年05月22日 | ナルト秘話
「ナルト」という名前の由来知っていますか?
ナルトと言えば鳴門大橋や鳴門の渦潮を思いつく人もいるかもしれません。




しかしみんなが知っているナルトはやはり
おなじみラーメンのナルト巻き




漫画の中では
なんでもミナトとクシナが自来也の書いた小説「ド根性忍伝」に出てくる
諦めない心をもった主人公ナルトの生き方を気に入ってナルトとつけたとあります。

それでは自来也はなぜ、「ド根性忍伝」の主人公の名前をナルトにしたのか?

この答えははっきりとは書いてありませんが
この小説を書いていた時自来也は
長門が言った言葉をとても気に入って小説に取り入れ
ラーメンを食べながら書いていたようです。

その時ラーメンの中には。。。そうナルトがあったわけです。



ナルトと長門は響きが似ていて一文字しか違わないし
そのナルトの響きが気に入って主人公の名前にしたのだと
思われます。

昔はラーメンと言えばメンマ、チャーシューと並び、必ず入っていたナルト
ところが最近はナルトが入っていないラーメンが多くなってきました。



どうして最近のラーメンにはナルトは入っていないのか?
いったいナルトはどんな歴史があったのか?
簡単にナルトの話をしてみようと思います。

ナルトは、もともと瀬戸内海から捕れた白身の魚のすり身を
食紅を使って赤く染め、白いすり身と一緒に渦巻き状に巻いて蒸したかまぼこの
一種です。

薄く切った切り口が鳴門海峡のうずしおに似ていることから
「鳴門巻き(なるとまき)」と呼ばれるようになったそうです。




鳴門と名乗るわりには実は原産地は静岡県の焼津市で、大正末期から生産され
現在でも国内9割の「ナルト」がここで作られています。

それではなぜ、最近のラーメンにはナルトが入っていないのでしょうか?
ラーメンの象徴とも言うべきナルトがなぜ消えてきたのでしょうか?


そもそもラーメンは、敗戦直後の苦しく貧しい時代に、
安く腹を満たすことができるよう大衆のためにできた料理です。

当時のラーメンはほとんど具がなく、チャーシューなんかは高価なもの
多少何か乗せるものがあればいいほうで、ネギしかないのも普通だったそうです。

そこに「なると」が登場したわけです。 カマボコよりデザインがあり
形もギザギザして見ていて面白い。
つまり貧しいラーメンを引き立ててくれたのが「ナルト」だったわけです。

今は飽食の時代、味にこだわるラーメン屋が多い中、
ナルトはちくわやかまぼこに比べて塩味が薄く 別においしいわけでもありませんので
今では逆にナルトは貧しい時のラーメンの象徴として見られ
高いお金を払って食べるラーメンにナルトがあると安っぽく感じてしまうようです。

ちょっと淋しい気がしますが安っぽいというナルトのイメージがある間は
今の高いラーメンにナルトが使われることはなくなっていくのかもしれません。

ナルトは味的には「存在感が薄い」けど、見た目は派手で
貧しい時代のラーメンを人気者にした救世主。

無限・成長・生命のシンボルとして渦巻き模様になったという
いわれもあるナルト、鳴門(なると)海峡(かいきょう)の渦潮のように
大音響を奏でていつまでも活躍して欲しいです。





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