ナルトに隠れる物語ネタバレ

ナルト疾風伝に隠れる有名な物語のネタバレ!
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サスケが使う炎遁・加具土命(カグツチ)とはどんな技?

2012年05月27日 | ナルト秘話
サスケが天照を身につけた時に同時に開眼した
炎遁・加具土命(カグツチ)とはいったいどんな技でしょう?


God of Fire / RiverRatt3



話しの中では天照は消すことのできない黒炎を着火させる技ですが
炎遁・加具土命(カグツチ)はその黒炎の形を変化させたり飛ばしたり、
更には消えないはずの黒炎を消すことができる技のようです。
(なんとなく黒龍波を思い出してしまう。)



その技の性質から言うと、天照を補助する技でしかないようですが
実は加具土命(カグツチ)は日本神話に出てくる火の神様
ヒノカグツチノカミ(火之迦具土神、火之迦倶槌神)のことです。
きっとまだ何か深い意味のある技かもしれません。


そこで日本神話に出てくる加具土命について簡単に紐解いてみましょう。



日本神話の中でヒノカグツチノカミはイザナミが生んだ
最後の子として登場します。


イザナギとイザナミは夫婦となって自然を司る神々をたくさん産みますが
ヒノカグツチノカミは火の神様なので産まれる時
イザナミの陰部を焼き焦がして重症の傷を負わしてしまいます。


こちら参照「イザナギとイザナミ」とヒノカグツチ誕生物語



結局それが原因でイザナミは死んでしまい、ヒノカグツチノカミを最後の子供として黄泉の国に行ってしまいます。


イザナギはイザナミの死にひどく悲しみ、死の直接の原因となった
最後の子供であるヒノカグツチノカミを憎み
結局十拳剣(トカチの剣)で切り殺してしまいます。


しかし斬り殺されたヒノカグツチノカミのカラダから
更にたくさんの神が誕生し、今では防火、鎮火、鍛冶の神として
全国の愛宕・秋葉系神社で祀られるようになります。


天照は実は黄泉の国から帰る時にイザナギから誕生した神様で
イザナミの子供ではありません。ですから順番的に言うと
ヒノカグツチノカミは天照の兄になります。


技的には天照の技がすごいので霞んでしまいますが
おそらく火炎系の技ではかなり強力な技の一つだと思われます。
また実はイザナミの技を止める力もあるのかもしれませんね。


ところで炎遁・加具土命(カグツチ)を使うサスケがイザナギを使うダンゾウと
闘うのは意味ありですし、更にダンゾウを倒したサスケに向かって
イタチが「イザナギを喰らってよく生きていたな」というのは
日本神話の話しを反映しているかのようで面白いですね。


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1 コメント

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Unknown (あきら)
2012-10-30 01:10:01
通りすがりですが面白い内容と思ったのでコメントをば
カグツチ君ですか…
確か鷹のカリンが焼死しかけた時、助けようとしたサスケの右目に宿った能力ですよね
正直イタチらの瞳力に比べるとショボいとしか認識してなかったので
そんな神話があったとは!
しかしイザナミをも焼き殺すとはある意味最強なのかも(^_^;)
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