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タイから福島に医療チーム 避難所で感染症予防活動へ

 東日本大震災で被災した福島県に派遣されるタイの災害医療支援チームの結成式が4日、バンコクの日本大使公邸で行われた。医師と看護師の2人で構成するチーム2組が福島県立医科大と協力し避難所を巡回、子どもの感染症予防の活動を行う。

 外務省によると、外国からの医療チームの派遣はイスラエル、ヨルダンに続いて3カ国目。

 第1陣として7日に出発するナリット医師は「友人である日本人を支援できるのは光栄で、できる限り役に立ちたい」とあいさつ。小島誠二駐タイ大使は「困難な状況に立ち向かい、日本を助けてくれることに感謝する。避難所の子どもたちに明るい光が届けられることになるだろう」と謝意を伝えた。

 今後、避難所で子どもの感染症のリスクが高まると見込まれ、日本政府側が海外の医療チームの派遣を要請、タイ政府が受け入れた。(共同)
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