タイ日本人会創立１００年祝賀会

タイの在留邦人でつくる「タイ国日本人会」は６日、今年で創立１００年を迎えたのを記念してバンコクで祝賀会を開催した。「断言はできないが、世界で最も古い日本人会」（佐藤重和駐タイ大使）とされ、７００人以上が集まって１００周年を祝った。タイ国日本人会は１９１３（大正２）年９月１日に約１５０人の会員で設立。７月末現在で個人会員７６３６人、賛助企業６０１社と海外の日本人会としては最大規模とされる。各種サークル活動のほか慰霊祭やチャリティーバザー、文化祭、盆踊り大会などの行事を通じ、在留邦人の親睦やタイ社会との親善促進に努めてきた。大橋寅治郎会長はあいさつで、日ごろの暮らしの中で地道な日タイ親善の努力を積み重ねることにより、「日タイの絆を強くし、強固な懸け橋が維持され、両国の経済発展にもつながる」と訴えた。