おぼえがき

50代の日記。子供のことや自分のこと。書くことで考えをまとめたい。

広い世界を見て欲しいのに

2020-09-09 16:48:08 | 日記

仕事、副業というかバイト、吾子の弁当、家事、実家の老母、知り合いの経歴を隠されていた件、それで思い出す辛かった娘の受験。失敗。オフ会、思春期に好きだった映画の再上映の申し込みなどなど頭ごちゃごちゃの中、台所で手を切ってしまった。なかなか出血止まらず、動揺してしまった。

真っ赤な血が止まらない。血は赤い!止まらなくて怖くなり形成外科を探すが水曜休みのところばかり。吾子にバイト先に電話をしてもらい休ませてもらうことになった。バイト先は良い職場で皆さん良い方だ。バイトにも賞与まで出してくれた。人手が足らないのでもっと働いて欲しいと言われているが自分のキャパではバイトをしていると本業がおろそかになるので本当は辞めたい。頭が回らない。研究と営業のための時間がなくなる。ずっと自分の好きなことばかりしてこられたんだなあ、ここ数年の自分を取り巻く環境を思うと、呑気だったなずっと。いつかどうにか、ある程度うまくいくと何にでも思えていた。幼かった。

止まらない血、動揺して、なぜか涙が出た。子供のようだ。30分程度で止まった。

 

大学の授業登録が始まっている。吾子が落とした必修を秋学期に再登録しなければならない。担当教授が嫌いだという。また始まったよ、、、。第一志望のゼミの面接で個人のことを色々聞かれたのに落とされた教授だからだという。なんでそんなに偏屈なんだ?大学ってなんのために行くのかとまで言う。ああ、落ち着いてきたと思っていたけれど、まだまだなんだ。ちょっと嫌なことがあると相手を批判して背を向けるのはまだ治っていないのか。ただの愚痴で、黙って聞いてやればそれで良いのかもしれない。本気にとってどれだけ心配したことだろう。けれど、吾子よ、母は君の愚痴と思っていてもすごく追い詰められるんだよ。かといって親に心配かけないよう本心を隠して良い子ちゃんで暴発してしまうのはもっと辛い。だから私が我慢して、ニコニコ聞いてやるしかないのだね。ずっとサンドバッグは辛いよ。なぜ他人に心を開かないの。表面的な付き合いはできるのに自分の中に入ってこられたくないんだよな。それならそれで、遊ぶ友達だけでも作れば良いのに。浅い付き合いで良いから、いくつかのグループに属すれば良いんじゃないのかな。人と付き合いたくなからって母親にくっついているのは、もう卒業したらどうだろうか。母も解放されたい。

大学が嫌なら専門学校に行けばよかったじゃないか。との言葉をぐっと飲み込む。学費がいくらかかっていると思っているの。コロナでオンデマンドばかりだし、休学するか?就職難が目に見えているのも怖い。

気がかりばかりで時間に追われていて、心に余裕がない毎日だ。吾子が小さい時は希望ばかりで楽しかったな。

 


成績から見えたこと

2020-09-03 08:59:45 | 日記

吾子の前期の成績は平均以下だった。 A以上が3つしかない。Cが3つ。オンライン授業は真面目に受けていた。今まで子供の成績で頭を悩ますことは皆無だった。試験はほとんどレポートだったので、むしろ好成績をおさめるかと思っていた。

思い当たることがある。前期授業が終わる日は年間予定を見ていたから知っていた。が、試験期間(レポート提出期間)がその後にくるとは知らなかった。夫の休暇が前倒しになってしまい、実家への帰省の足の予約も何とか取り直したのだがちょうど帰省の前半が試験期間と重なった。と、いうことを吾子から伝えられてはいたが、本人は大丈夫だというので(何とかする、だったかもしれない)そのまま、フェリーという悠長な旅で帰省した。WiFiもレンタルしたし、フェリーでも実家でもレポートをやるつもりだったようだが、結局身が入らない様子だった。しかも実家は避暑地でクーラーがないのに、前代未聞の高音の夏になり、日当たりの良い吾子の部屋はサウナのよう。

もちろん、本人がレポート優先にして帰省は後からにするとか、暑くない部屋に移るとか、すればよかったのだ。自分も実家に車で帰ると、老いた母が外出好きなのもあってサービスであちこちで歩きがちになってしまう。普段一人暮らしだった母優先にしてしまう。老いた母はコロナで外出が減り足腰も弱ってしまった。気持ちも落ち込んでいたので、気晴らしに出かける、栄養をつけるため食材の買い出し、外食に連れ出す。いや、言い訳にすぎない。

とにかく、吾子の大事な試験期間に、気を削ぐような状態にしてしまったのだ。彼女は親に合わせることを優先してしまった。なぜそうなったのか。ここ数年我が家はゴタゴタ続きでようやく落ち着いてきたところ。もともと仲が良かった家族が剣呑な雰囲気になってしまった。夫は吾子が高3になった時会社を辞めてきて1年ぶらぶらして失業手当で生活した。挙げ句の果て、経験を活かさず、思いつきで新規の仕事に飛び込み、体はボロボロ収入も激減、大学の授業料は貯めておいたものでまかなえてはいるが、生活費も足りない状態だ。私は副業を始め、本業もスランプで、吾子には随分心配をかけたのだと思う。

そんな状況で、大学受験も身が入らず、今までの貯金でそれなりの大学には合格できたけれど、サークルもすぐ辞めたし、友達もろくに作っていない。それでも少しずつ状況好転、夫も仕事に慣れてきて、今年の夏は家族揃って帰省できることとなった。だから、吾子が家族の都合に合わせてしまったのだと思う。気の強い子だったけれど、学校生活も高2、高3と辛く鬱となり、夫の転職騒動も重なり家の中は荒れてしまっていた。だから今年の帰省をみんなで揃って、と彼女も思ったのだろう。でも子供に心配をかけて自分を犠牲にさせるって親としてやっちゃいけないこと。

吾子がいまだに世界に一歩踏み出せないのは、土台となる家庭がぐらついているからだ。きっと。だから自分は副業と本業と家事と、遠方の母の心配と色々抱えているけれど、吾子に心配をかけないように明るくして不満や愚痴を言わないようにしなければ。クソ夫にも目をつぶって自分が我慢するしかないのだろう。吾子が独立する日まで。もう親の心配はしなくて良いよ。甘えていると思っていたけれど、心配をかけて彼女を縛っていたのは私の方なのではあるまいか。

日々忙しすぎると、考える暇がなくなって表面的な捉え方しかできなくなる。貧すれば鈍する。無自覚にその場その場の思いつきで日々を過ごすのではなく、時間と余裕を作るためにも、もっと効率良く家事をすませ、嫌なことは特に後回しにしないようにしなければ。心の整理整頓をする時間を持たなければならない。


大学生活

2020-09-01 11:48:45 | 日記

副業の後夜遅くまで起きているのが辛い。これが衰えるということなのか。それにしたってひ弱な気がして情けない。体力はあると思うが睡眠が足りないのか。副業では子供と関わるのだがエネルギーをたくさんもらう。ただ今年の新入生はすごく幼く、自分勝手な子が多い。吾子には大きな声を出したことがないのだがあの子達には大声を張り上げたり諭したり問い詰めたりとものすごく手がかかる。他のことを考える暇のないタチっぱなしの数時間は気分転換にもってこいなのだ。が、今年はとても疲れて、本業へのエネルギーを削られてしまう。

吾子の大学生活は多分1年間オンラインだ。大学生活についてはあまり話さないので気を揉んでしまうことが多い。今は自分の頃とは違い、ネットやメールで様々なことが送られてくるので、チェック漏れが心配でもある。親もログインできるので、意を決して成績と科目登録をちらと見て見た。心配だったゼミは、ちゃんと登録していた。非常にホッとした。ホッとしたらしたで、なんでこのゼミなの?と気になる。親ってバカだ。次から次へともっともっとと要求してしまう。本人には言わないけれど。成績は、語学が足を引っ張っているなあ。また英語か、、、。第二外国語は優なのに英語はなんでできないのかなあ。とにかくゼミで良い出会いがありますように。友達ができますように。このままオンライン授業ばかりでサークルも入らず就職になるのだろうか。