埼玉県芸術院会員四人の巨匠展
09年9月に川口総合センターリリアで開催。 戦後の日本画壇(洋画)を牽引した寺内萬治郎・高田 誠・渡邉武夫・塗師祥一郎の作品を一同に見ることができました。 寺内萬治郎は関西出身ですが、戦後S23年から浦和に住み画塾を開き、裸婦を描く聖者と呼ばれた裸婦像、人物画、肖像画が埼玉県立美術館に残っています。初代の埼玉県美術家協会会長。 高田誠は浦和出身の画家で、安井曽太郎に師事、一水会創立者で、日展理事長、文化功労者。 渡邉武夫は寺内萬治郎に師事し、人物肖像、風景画家であり、光風会理事長、日展理事でした。 塗師祥一郎は風景画家で日洋会委員長、日展常務理事、旧大宮在住、現在の埼玉県美術家協会会長です。 昔から『鎌倉文士に浦和絵描き』と聞いたことがあるが、浦和、大宮、与野、岩槻市の合併さいたま市に住む私は、良い環境に居るということは間違いありません。