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上野・名残の桜と旧岩崎邸

2013年04月07日 | 文京区・台東区

 ◆湯島

平安中期の書物に出てくる地名で、昔この辺りは湧水が多かったので「湧島」と書かれ、のちに「湯島」となったという

 

 

◆無縁坂 

名のいわれは昔、坂の上にあった「無縁寺」からか、また坂の周辺に多くあった武家屋敷から武士に縁があるので「武縁(むえん)坂」「武辺(むへん)坂」ともよばれた。森鴎外の「雁」の舞台にもなった。

    

 

◆三菱資料館

明治3年(1870)、岩崎彌太郎により大阪に設立された九十九商会は、3年後に三菱商会と改称し、初めて三菱を名乗った。三菱の創業以来の歴史に関する資料を収集、保管 展示している

 

◆旧岩崎邸

明治29年(1896)完成した、旧三菱財閥の創始者岩崎彌太郎の長男久彌の邸宅で、和洋二つの館が併置されている。往時は1万5000坪の敷地に、20棟もの建物があったが、現存するのは洋館、和館、撞球室のみ。

 

洋館

木造2階建て・地下室付の本格的なヨーロッパ式邸宅

 

洋館南側のベランダ 

1階列柱はトスカナ式、2階列柱はイオニア式の装飾が特徴的

 

コンドル設計の撞球室(ビリヤード場) 

 

和館

洋館と結合して建てられた純和風建築 施工棟梁は大河喜十郎 完成当事は建坪550坪に及んだ 現在は書院造りの大広間1棟が残されている

 

 

      家紋の三階菱            装飾の紋様となったアカンサス

  

 

◆仲町通り

不忍池寄りの一角は、古くは池之端仲町といい、明治30年代に春日通りが開通するまでは、湯島切り通しから本郷に通じる江戸時代から続くメインストリートとして賑わった。今でも数々の老舗が残る

 

 

  

 

池之端の桜

    しろたえ                       紅華

   

 

◆秋色桜

 元禄のころ「井戸ばたの 桜あぶなし酒の酔」と詠んだ、日本橋小網町の菓子職人の娘、お秋の俳号・秋色にちなんで「秋色桜」と呼ばれる

 

 清水観音堂と「秋色桜」の枝垂桜

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お秋さんに再会 (らぴすらずり)
2013-04-12 16:53:14
上野の清水観音堂は
何度もおじゃましましたが
秋色さくらの気づきませんでした

それが 日本橋小網町・照り降り町
大阪屋のお秋さん

慶應義塾大学近くの 
秋色庵大阪屋とつながりました

これぞ 街歩きの醍醐味
一人で 感動しています。
返信する
お秋さん (カタバミ)
2013-04-27 14:54:07
大坂屋 老舗なんですね!
お知らせありがとうございます。
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