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羽田  空港とその周辺

2014年09月23日 | 大田区

◆羽田

江戸時代初めには羽田浦といい家康入府後には江戸城で消費する魚介類を献上する「御菜浦(みさいうら)」に指定され発展した。今の羽田空港あたりは、もとは扇浦とか要島と呼ばれる砂州でまわりが干潟だった。江戸時代の天明年間に羽田猟師町の名主鈴木弥五右衛門が鈴木新田を開発した。


 

◆羽田空港

正式名称は「東京国際空港」 面積は1522ha 滑走路は4本。年間の航空機発着回数約44万7千回、航空旅客数6万7千人は国内最大。国際線が増便され16カ国・23都市路線もまだ増加中

昭和6年、砂州を埋め立てて国営民間航空専用の「東京飛行場」として開港。面積は53ha滑走路は幅15m、全長300mの滑走路が1本のみ、管制塔はなかった。

昭和20年9月24日、羽田飛行場一帯は進駐軍に接収され、住民三千人、工場、穴守神社など24時間の強制退去を強いられた。昭和27年、地上施設の一部がアメリカ軍から返還され「東京国際空港」に改名、昭和33年全面返還された。


羽田空港国際ターミナル駅(京浜急行電鉄空港線)

 

          新旧2つの管制塔             出発フロア

   

 

筋雲をイメージした流線型の屋根

 

◆TOUKYOU  POP  TOWN

アミューズメントパーク 人気のアニメキャラクターショップと空港初の最新型のプラネタリウムやスロットカーレーシングがある


 

 

 

 ◆江戸小路

江戸の街並みを再現した飲食店やショップが立ち並ぶ


 芝居小屋を模したショップ

    

 

◆クロノゲート

ヤマトグループ最大の物流ターミナル。平成25年(2013)9月オープン 

 

◆穴守稲荷神社

創建は文化文政の頃、今の羽田空港あたりの地が鈴木新田として開墾された際、堤に穴が生じて開発に障害となったため、堤の穴を守るために稲荷神を祀ったことに由来する。昭和20年の敗戦で、進駐軍に接収された羽田空港の拡張のため48時間の期限付きの強制退去で現在の地に遷座する。

 

 

   

 

 鳥居の奥の「お穴さま」と呼ばれるも奥之宮 不思議な砂の言い伝えがある

 

◆穴守稲荷の大鳥居

穴守稲荷神社が遷座した後も永く羽田空港敷地内にあった大鳥居は、平成11年(1999)2月4日、滑走路整備の障害のため、現在地に移設された。取り壊されず移設されたのは、元の住民からの強い要望による。

 

 

平和の額が掲げられ、今は「平和の大鳥居」と呼ばれる

 

 海老取川と多摩川が合流する地点 左奥は羽田空港


 



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