初めて行った本屋に置いてあった。
棚に普通に置かれてたから新刊ではないのはわかってたし持ってないなぁと思ったけど買うか買わないか物凄い時間悩んだ。
一回手にして悩んで置いて手に取って置いてを何度か繰り返し、置いて本屋の他のをぐるっと見て回りそれでもどうしようか悩んで手に取った。
何をそんなに悩んだかというとこの人の作品で、
『童貞教師のふまじめな日常1~2』は私の中で何度も何度も読み返すほどのドストライク作品だった。
『快楽協定』は一回読んで「買わなければ良かった…お金の無駄だった」と大後悔したほどの大地雷作品だった。
相手が大好きな主人公とわかりにくいが主人公の事が大好きな彼の話か、主人公は彼が好きだけど彼は別の女を愛しててそれでもいいから一緒にいるタイプの話か。
『初恋はまるで刃のように』がどっちのタイプの作品だかがわからず永いこと悩んだんですよね。
あらすじに「亡き姉の代わりに姉の元夫の広大と結婚するよう、父に命令された里美。父の病院のためとはいえ困惑するが、広大は優しく誠実で、里美の心は揺れる。しかし人々の思惑はさらに絡まり…!?」だったかが書いてました。
これはネットで書いてるあらすじの抜粋なんですが全体文は「センセーショナル・ラブサスペンス!! 亡き姉の代わりに姉の元夫の広大と結婚するよう、父に命令された里美。父の病院のためとはいえ困惑するが、広大は優しく誠実で、里美の心は揺れる。しかし人々の思惑はさらに絡まり…!?政略結婚、姉妹のコンプレックス、初恋、純愛、肉体関係…「韓国ドラマ!?」みたいな熱く激しいジェットコースター・ロマンスは二転三転、読み始めたら止まりません!!」だった。
正直、先にネットで見てたら買ってなかった。
本屋で手に取りこのあらすじで表紙絵が広大の顔が何かたくらんでる顔だったから、主人公の妹が好きで姉を始末して妹と計画通り結婚みたいな流れで病んだ好みの展開なのかなと思った。
実際は亡き姉は高校時代の先生を愛していて付き合ってたけど医者じゃないから結婚できない、広大は病院が欲しいという二人の思惑が一致して割り切った結婚だった。
主人公の妹・里美は姉夫婦の姿を見ていて憧れてたから受けて真相を知ったがその時には広大に惹かれてた。
実際は広大は割り切った結婚と言ってたが姉を本当に愛していて、姉も事故死する直前に広大の事をちゃんと見ようと決意したところだった。
里美は姉を愛してる広大と結婚し、広大は亡くなった姉を想ったまま。
『快楽協定』タイプの話だった…もうホントにこういうの大嫌い。
マジで本屋で目について手にして購入して満足することも多々あるけどこういうのもけっこうあるんだよなぁ。
そもそももうこれからこの人の作品は思い付きで買うんじゃなくて先にネットで調べてから買うようにしよう…