~久々のみぃみの話~
介護休暇が決まると同時に、先生から話があったのは2回目の移植がうまくいかなかったこと。
「残念ですが、今回も(私の白血球が)生着しませんでした。。。」
「みずきはどうなるんでしょうか。」
「前回の説明で、3回目の移植は出来ませんとお伝えしましたよね?それは、正直に申し上げると3回目の移植をこれだけ短期間に出来る状態の子はいないからです。強い抗ガン剤、放射線治療に耐えて、全身状態を維持出来た子はこの病院内にはいません。つまり前例がありません。
……ただ、今回は、みずきくんが私達医師が想定する以上に全身状態がよいことから、3回目の移植、臍帯血移植も視野にいれてはどうか?という提案です。」
「3回目の移植で根治する確率は何パーセントでしょう?」
「正直、わかりません。少なくとも10パーセント以下であることは間違いありません。そして、この移植をきっかけに亡くなる可能性は40パーセント。移植後100日以内に亡くなる可能性は50パーセントです。なので、考え方を変えて、この元気なときにやりたい事をやらせてあげるというのも、ひとつの方法です。」
「移植をしなかった場合、みずきはどのくらいで亡くなりますか?」
「………早ければ数週間。もてば数ヶ月です。」
旦那くんと私。
思った事はひとつ。
「移植をお願いします。」
みぃみなら乗り越えられる!!