お誘いを受けて行ったのは、私たちが名取市ボランティアに行ったときに居合わせた毎日新聞の記者の方が受賞されたと聞いたからです。
なんと、そんな凄い方とは知らず、集合写真を撮っていただいてました(笑)
運動不足の今日この頃なので、恵比寿まではトコトコ歩き、ゆりセンセと合流。
![イメージ 1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/63/e4c3865f3103fac3d1e92707f3358bd5.jpg)
![イメージ 2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f1/6513a270297f6a2246222f8cab9d6a81.jpg)
休日と言うこともあったのでしょうが、思ったより沢山の方が来場していました。
今回の写真展で選ばれていた写真の多くは、エジプトの民主化運動や震災の写真でした。
エジプトから波及した【アラブの春】の写真群に権力と戦う民衆の力を感じつつ、進んでいくと、震災の写真に辿り着きました。
写真展で入賞したものなので、目にしている写真のはずですが、大きなサイズの写真のを改めて見て
「なんなんだ、なんなんだ」
という言葉が胸の中を駆け巡りました・・・
なんで、こんなことが起きてしまったのか、自然は何でこんなにむごいことを東北の方たちに課したのか・・・
自然の猛威について考えても仕方がないと思いますが、そんな思いをとめることは出来ませんでした。
写真展の一角で、相馬市の仮設住宅の方たちの家族写真を撮影するプロジェクトについてのスライドが上映されていました。
私たちが名取市に行ったとき、「キレイにしてもらって記念写真を撮ってもらった」と見せてもらった写真があったのですが、同じプロジェクトかはわかりませんが、すごく喜んで写真を見せていただいたことを思い出しつつ、スライドを見ていたら、こぼれる涙を抑えることは出来なくなりました・・・
地震、津波、原発・・・ありえないような災害や事故の後、それでも笑顔でカメラに向かうことが出来た方たち・・・笑顔の裏にある、それぞれの思いを考えると、言葉になりません・・・
改めて、忘れてはならない、と強く感じました。
原発再稼動、本当にそれでいいのか。
精神論だけではやれぬ、と首相は言ったようですが、でも、節電する、という精神が去年の夏を乗り切ったのでは?
元の生活に戻れる目処が全く立っていない避難区域の方たちの思いをわかっているのか・・・
色々な思いが駆け巡った時間でした・・・