クーナとまろママの日々

2019.3.5生まれのパピヨン♂クーナとの日々、そして先代犬マロンの腎不全&ホメオパシーのこと少し

サヨナラの日が来ました…

2019年03月11日 | マロンの腎不全・ガン
マロン、本日朝8時に、12年と9ヶ月半の犬生に幕を閉じました…

昨日、歩けなくなって、立てなくなって。
少量食べられていたご飯も食べなくなり、水もちょっぴりしか受け付けなくなり。
そこからは、みるみる弱っていきました。
虚脱状態?というのでしょうか。
脱力して、くたっとして、それでも必死に眼を開けてこちらを見てくれていました。

夜中には寝返りも打てなくなって。
水ももう、飲み込まなくなり。
最後に自分にできることは、きちんとマロンを看取ることなので、徹夜でそばに控えていました。
途中、様子をみて、必要に応じてホメオパシーのレメディも使っていきました。
レメディは、マロンの苦痛無き旅路へと、最大限手伝ってくれたと思っています。

あんな腫瘍が喉元にあるのに痛い様子は全く無く、呼吸も安定して、苦しむことも無く最後までいられました。
普通に穏やかに、腹部の被毛が上下しているのを見られるのは、とても安心でした。
今朝になって、まろパパさんとまろ兄が出かける時にも、弱弱しながら眼を合わせて見送っていたそうです。

不思議なことがあったのですが。
自分は、徹夜明けでついウトウトしていたのですが、7:50頃に突然の腹痛で寝ていられなくなったんです!
普段腹痛になんかならないのに、その時は横になっているとものすごく痛くて、起き出しました。
すると、マロンが寝返りしたそうに見えたので、そっちの方が優先だから自分の腹痛をこらえて、マロンを抱き上げたのですが。

そしたら、急にマロンがビクっとなって…。
逝ってしまいました…。
あっという間の出来事でした…。
私が起きるのを、腹痛で促していたとしか思えないです
そんな力が動物にはあるのですね。

昨日の状況で、獣医さんに駆け込んでなんらかして頂く方々も多いかと思います。
けど、我が家では、皆で話し合って「延命はしない」と固く誓ったので、
そこはブレずに、その時なにができるか、なにがマロンにとってベストであろうかを、冷静に考えることができました。
それが正解ではないかもしれないけど、よく考えることが大事なのだと気づきまして…。
よく考えて出した答えに対しては、後悔しないことが多いから…。
って、正解って無いのだと思います~

どこかに書いてありました。
いざ決断を迫られた時に、死や老いについて考えたことがないと、非常に本人も家族もつらいです。
状況が受け入れられないばかりに、ただ延命を望み、苦しみを与える結果になることがあります。

これは、人間のことについてだったのですが、動物でも全く同じだな、と思いました。

ここ数日間は、マロンが生命体として終わりを迎えようとしているのかどうか、をこちらが判断しなければならない状況でした。
肉体は永遠ではないので、身体の生命体としての終焉が必ず来ます。
そこを見極めてあげることが、飼い主としての最後の責任だと思いつつ、この1週間を過ごしてきました。
点滴に通うという方法は全く考えなかったです。
点滴を続けると、身体は終りを告げていても、延命だけされてしまうからです。
結局、その水分を体が処理しきれなくなって、浮腫が出たり、腹水がたまったり、二次的な症状が加わることになってしまう…。
そして、むしろ本人につらい思いを最後にさせてしまう…。
それは絶対にしてはいけないことだと考えました。
本人が準備を始めているのに、こちらがチャチャを入れてはいけない。
だったら、マロンが一番楽しいことをたくさんしよう、と思いました

重い話が続いていますが。
最後に書きたかったことは、上記のことです。
読んでくださり、ありがとうございました。
マロンが2018年2月に「いつどうなってもおかしくない」ほどの末期腎不全になってから、1年ちょっと。
腎不全の情報収集で色んな方々のブログに助けられたので、自分も何か書き残しておこうと思い立ち…。
自然療法だけで腎不全を治療している愛犬ブログって、多分あまり無いと思うんです。
だから、マロンのような仔がどんな風に経過をたどっていくのか、どなたかのお役に立てたらいいなと考えスタートしました。
ブログから、ホメオパシーに興味を持ってくださり、レメディ処方でご縁を頂けた方々にも感謝いたします。

本日、その意義は全うされたと感じています。
もう書く対象の愛犬がいないので、ブログも内容がなくて。
まさか、今から旅や趣味のブログに変身するのもおかしいし~
けど、まだちょっとマロンのことで書き忘れていることもありそうなので、思いついたらまた。

こんな小っちゃかった2006年(0歳)のマロン


2008年のマロン


2012年のマロン


そして、今日のマロン…


1年間マロンに親しみを持って応援してくださり、ありがとうございました






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18 コメント

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Unknown (ポニー)
2019-03-12 12:53:28
マロンくん、一生懸命に生きてお空にいってしまったのですね。
まろママさんの愛情と献身的なお世話を受けて、また最期もまろママさんの腕に抱かれて、きっと安心だったことと思います。心よりお悔やみ申し上げます。マロンくん、どうぞ安らかにお眠りください。

なぜだか、マロンくんと海岸で会えそうな気がしてました。私が日曜仕事なので、妻には「秋谷海岸にお散歩行って」と伝えていました。お会いすることはありませんでしたが、マロンくんは大好きな海岸で潮風を感じられてよかったです。
まろママさんもお疲れのことと思います。どうぞゆっくり休まれてください。また立ち寄らせていただきます。失礼いたしました。
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ポニーさんへ (まろママ)
2019-03-12 13:16:37
ありがとうございます。

やはり、日曜日には秋谷海岸に琥珀ちゃん来ていたのですね~?
なんだか、そんな気がしていたんです。
で、朝からそのつもりでいたのですが…

また、まろパパさんと2人でフラリと行ってみますね。
‘柴犬ハンター’今後も続けます
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Unknown (メルっちのママ)
2019-03-12 14:15:35
しばらくお邪魔してなかったら大変なことに
なっていました( இ﹏இ )

人間にも犬も 死ぬ権利 があるはず。
延命をしない方が苦しまないようですね。
マロンくんはこの家にやって来て幸せだったでしょう。
御冥福をお祈りいたします 合掌
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メルっちのママさま (まろママ)
2019-03-12 16:01:04
お久しぶりです!

そうですね、「死ぬ権利」ってあるんですよね。
欧米では、認知症高齢者への胃ろうや高栄養点滴は‘虐待’にあたるという国もあるそう。
マロンのことで、犬だけじゃなく人間のそういうことについても考えさせられました・・・
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Unknown (コタママ)
2019-03-12 17:15:02
急なことで驚いています。
奇跡が起きますようにとお祈りしていたのですが残念です。
マロンちゃん、よくがんばりましたね。
穏やかに一生を終えることができたと聞いて救われました。
このお家の子になれて幸せだったと思います。
でも、お別れはさびしいですね・・・。
私も、せつないです。




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コタママさま (まろママ)
2019-03-12 17:53:01
元々去年の2月からは奇跡の命だったので、もう十分生きたのではないかなぁ、生き抜いたなぁ、という感じがしています。
けど、心はとっても寂しくて悲しくて…
当たり前にそこに居てちょろちょろしていたあの子が消えてしまった…

コタロウくん、マロンの分まで幸せに生きてね。
ブログ、楽しみにしていますよ~
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合掌 (あらん母)
2019-03-14 12:26:58
先に天国に行ったうちのあらんがマロン君と一緒におりますから大丈夫ですよ

過激な医学を受けなかったマロン君もあらんも安らかに一瞬に旅立てましたことを喜びましょう

お疲れ様でした
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あらん母さま (まろママ)
2019-03-14 12:54:39
ありがとうございます。
コメントにとても励まされます

そうですね、まさに「安らかに一瞬に」ですね。
それを目標として今まで自然療法オンリーでやってきたので、そこはその通りになれてホッとしています。

むこうでたくさんのお友達と会えていますよね。
疾走している姿が目に浮かびます…
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こちらにたどり着きました (レオ12歳)
2019-11-05 11:37:01
こんにちは。マロンちゃんとママ、一生懸命一緒に頑張ったのですね。私の飼っている12歳と4カ月と少しのレオ君、腎不全と診断されました。それから調べに調べて、こちらにたどり着きました。まだ療法食で頑張っていますが、突然食べなくなることがあり、参考にさせてもらってます。今はご飯以外にさつま芋と手作りカッテージチーズです。悩みに悩んでどうしようもない時、相談に乗っていただけたら嬉しいです。
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Unknown (maromaro626)
2019-11-05 19:43:16
レオ12歳さま
コメントをありがとうございます。
マロンの記録が、今でもお役に立てていることは、とても嬉しく思っています。
マロンの腎不全発覚は11歳8ヵ月の時だったので、同じくらいですね。とても悲しかったこと、思い出しました(..)
マロンの場合は、顎の腫瘍が一撃となってしまったので、レオ君が腎不全だけであるなら、コントロールしながらこれから長く過ごしていくこと可能だと思います。
疲弊しない負担の少ない医療が理想ですね。
その意味で、自然療法を選んでよかったと今でも思っています。
何かありましたら、いつでもいらしてくださいね。
私もくじけそうになったこと、何度もありますから・・・(;-;)
お大事にされてくださいね。
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