コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ジロちゃんの余命

2017-01-07 | フェザー

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

何度も書こうと思って、だけど書けなくて・・・。

迷い続けているうちに、時間が経過してしまって。

早く、すでにお知らせしている皆さんに、経過をご報告しなきゃって。

のちに記録として残すためにも、リアルタイムでUPしなきゃいけないって。

だけど、なかなかできずにいました。

でも、もうそろそろやらなきゃね。ちゃんと、残しておくためにも。

いつか、誰かの役に立つかもしれないから。

 

タイトルをみて、「えっ?何のこと?」と思われたかもしれません。

残念ながら、何のひねりもなく・・

この通りです。

ジロちゃん(フェザー)の余命が、残り少ないかもしれないのです。

  

12月になってから、数回でしたが、食後に未消化のフードを嘔吐したのを目撃しました。ただ、12月は来客が多く、ジロちゃんは精神的な影響から、胃腸炎になりやすい子でしたので、たぶんストレスからだろうって思っていました。食欲はあったし、とても元気でしたから。

クリスマスもいつものようにガツガツしていて、年末になってもいつもと変わりなかったのですが。

29日の深夜(正確には30日未明)、ヴィーの世話で起きていた時に、突然、目の前でジロちゃんが嘔吐しました。内容物は少しの白飯でした。それは、夕食残りを一口ずつ、配給した時の物です。すでに6時間以上経過していたのに、そのまま出てきました。さらに、未消化のフードが出ていなかったことに疑問を抱きました。フードのほうが消化が悪いので、一緒に出てくるはずです。なのに、白飯だけということは、フードは白飯を食べる前に、すでに嘔吐していた可能性がありました。

胃腸炎か、最悪、異物誤飲かもしれないと思い、年末年始のお休みに入る前に、ちゃんと調べてもらった方が安心かなと思い、年内最後の診察日(30日)に、急きょ、ジロちゃんをつれて獣医さんへ行ってきました。これまでの経験から、年末最後の診察日は空いているとわかっていたこともあって、気軽な気持ちで行ってきました。

で、病院までは50分かかるのですが、車酔いするはずのないジロちゃんが・・・またも嘔吐しました。やはり、未消化のフードがそのままです。すでに、朝食から5時間くらい経過していたのに。

予想通り、いつになくガラガラだったので、すぐに診察室に呼ばれました。とりあえず、血液検査しましょうということになり、採血の後、しばらく待合室で待機していました。

次の患犬さんを挟んで、30分ほどして呼ばれました。

先生の暗い顔・・・・。

「肝臓が、良くないですね」

意外な言葉に、思わず「えっ?肝臓?」

みると、肝臓の数値が2つ、正常範囲の5~7倍の値でした。さらに、黄疸を示す数値も高くなっていました。すでに、黄疸が始まっているというととです。

とりあえず、胆嚢と肝臓を疑って、エコー検査をすることになりました。すると今度は、胆嚢の周りが黒く映し出されました。何か、液体がたまっているということです。

「なんだろう?」と、先生もちょっと首をかしげながら、さらに探っていくと・・・・。

驚きました。

腹水でした。

すでに、腹水までもが溜まっていたのです。

肝臓の数値が高いだけならまだしも、黄疸と腹水となれば、すでに末期です。絶望的な気持ちになりました。

その後、お腹に直接針を刺し、腹水を採取したところ、無力透明な水のような液体でした。これは、癌性の腹水ではなく、血管から漏れ出た腹水であることを示します。中皮腫のような悪性の癌でないことに、少し安堵しました。

エコー検査の範囲では、肝臓に腫瘍らしい影は見当たらず、周辺の臓器にも異常はみられませんでした。その日はとりあえず、新年最初の診察日までの薬(4種類)をいただいて、制吐剤を打ってもらい、帰宅しました。体重は19.5キロでした。

ジロちゃんはご存じのとおり、10月24日に帝王切開をしています。その時の血液検査では、異常な値は一つもありませんでした。たった2か月で、一気に数値が上昇するって・・・・どういうこと??

血液検査では、アンモニアの数値は正常範囲でしたので、門脈シャントの可能性は低いということでした。門脈シャントは時として、手術後の後遺症として発症するそうです。その結果、肝障害、腹水貯留を起こします。血中のアンモニア値が上がるので、いろいろな障害がでてきます。とりあえず、それはないということだったので、ホッとしました。

黄疸は見た目にはわかりませんが、検査の数値ではオーバーしていました。

腹水はパッと見、分かりませんでしたが、仰向けにしてみると、普段よりお腹がふっくらしていて、妊娠中のような感じでした。立っている状態では、ほとんどわからない程度でした。

絶望的な気持ちで帰宅した私とは反対に、ジロちゃんは元気いっぱい、上機嫌でした。もちろん、その日の夕食も完食です。黄疸があって、腹水まであるなんて、到底思えないほど、元気でした。

つづく。

 

 

 

 

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