コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html
更新中!コリーの子犬 誕生から巣立ちまで
ちょうど一週間前、曾孫たちに会いに、我が家に来てくれたミリシュさん。
終始ご機嫌で、何時もと変わりなく元気で、お誕生日お祝いのケーキをがっついて完食し、ライバルのぞう子さん(笑)とケージ越しにバトルして、笑顔で記念写真撮影に並んでいたミリシュさん。
そのミリシュさんが、昨日、虹の橋を渡っていってしまいました。
あまりの突然のことに、言葉がありません。
2011年6月2日午前3時25分 405g
ワカコさん4回目のお産の第2子として誕生しました。
唯一のピュアセーブルでした。
お産翌日のワカコママ。ミリシュさんはママの前足の上で寝ています。
離乳開始したばかりの頃。一番左でカメラ目線しているのがミリシュさん。
父はボビー君。ミリシュさん(右)のお顔はパパ似でした。
一番おっとりしていて、いつも兄弟姉妹の枕になっていたミリシュさん。
一日違い(数時間違い)で生まれたイネキッズと一緒に育ちました。
ミリシュさんは前列左から6番目。その横がジロちゃん(フェザー)です。
この子が将来、唯一子孫を残すことになるとは、夢にも思っていませんでした。
巣立ちの日、初めての耳セット。
ワカコママに挨拶をして、京都へと巣立って行きました。
その後、何度かお里帰りしてくれたミリシュさん。
そして、2014年5月、3歳になる直前にフィリップと交配、見事受胎しました。
ワカコママ、ジロちゃんと。
2014年7月9日、4頭の母になったミリシュさん。
そしてさらに翌2015年もフィリップと交配、受胎しました。
出産のためにお里帰り中だったミリシュさん、スイカの配給の時、私の手を・・・(^^;)。
あ、けがをしたわけじゃないですよ。
そして、なんと8頭の母になりました。
ミリシュさんは我が子に厳しい、古いタイプの母親でした。離乳前の子には優しく、離乳後は厳しく、子犬たちの自立を促していました。
フィリップ、娘のファリーンちゃん、ミリシュさん。
天国でまたこうして一緒にいるね。
2019年3月にワカコママ、5月にワカバ爺が天国へ逝ってしまってからは、一族の長老となりました。
娘のジャスミンちゃんが2018年に出産し、孫にも恵まれました。
そしてフィリップも・・・。
ミリシュさんは、フィリップの第一夫人でした。
一族が一番賑やかだった時の写真。
ワカコの母系は、ミリシュさんのおかげでつながることができました。
2020年7月、ミリシュファミリー会。
中央がミリシュさん。2回のお産で、12頭の母になりました。そのうち7頭が集まってくれて、幸せいっぱいだったミリシュさんです。
ミリシュキッズはなぜか、みんなそっくり。
ミリシュさんがピュアセーブルなので、全員セーブルです。
孫のマジメがパパになり、曾孫ができたので・・・
初曾孫に会いに来てくれました。
そして。
孫のエリーちゃんが母になり、またも曾孫が。
先週の日曜日、10歳のお祝いをしてもらって、ご機嫌だったね。
自分の分はもちろん、他の子の分まで強奪していたミリシュさん。
10歳・・・まだまだ生きて、曾孫たちの成長を見て行って欲しかったよ。寂しいです。
昨年の秋、グランドチャンピオンを完成して間もなく、体調を崩したミリシュさん。ですが、投薬を続けることにより、日常生活を変わりなく過ごしていました。
ところが、エリーちゃんのお産の直前、突然、原因不明の敗血症を発症し、緊急入院。
ICUで何とか危機を脱したものの、白血球の数値が思うように上がらず、10歳のお誕生日は病院で迎えたそうです。
その後、治療の甲斐あって無事退院、数値も少しずつ上がり、食欲も元気も復活ということで、20日のお誕生会に来てくれました。
当日のミリシュさんは、本当に元気で、しんどそうな様子は全くなく、終始笑顔でしたので、このまま細く長く、頑張ってくれるものと思っていました。
しかし、そのわずか数日後、突然歩行が困難になったという知らせがあり、更に詳細な検査の結果、重い病が発覚しました。
けれど、食欲は落ちることなく、お顔はしっかりとしていて、歩けない以外は、ご機嫌だったそうです。
立つことすら大変という事だったので、急きょ、ヴィーが使っていた介護着を送ったのですが・・・。
それを使うことなく、旅立ってしまったそうです。坂道を転がり落ちる・・・というよりは、さかさまに落ちるかのように、急だったそうです。
亡くなる前日まで、美味しいものはしっかり食べていたというミリシュさん。
ミリシュさんらしいね。
シニアになってからのショーデビューで、あっという間にチャンピオンになり、さらに展覧会規定の改定やコロナ禍、年齢といったハンディのある中で、グランドチャンピオン完成と、まさに「持ってる女」だったミリシュさん。
子宝にも恵まれて、孫や曾孫までできて、まさに「持ってる子」だったのに、病魔には勝てませんでした。
けど、考えてみたら、自分の命が尽きる前に、次へとつながる子孫を見届けていったのですから、やっぱりミリシュさんは「持ってる子」だったのかな。
ちゃんと、「未来」を残していったのだから。
それって、いつか自分自身が生まれ変わる時のための、フ・セ・キなのかも??
だよね、ミリシュ!
JCC-G-CH THE MOTHER LAKE ROSEMONDE,C.D. ミリシュ
2011.6.2-2021.6.26
父:JCC-G-D-CH SUNWOOD'S VALENTINE,C.D.X. ボビー
母:THE MOTHER LAKE QUEENROSE ワカコ
ミリシュさんは誰よりも、祖母ローズに似ていたかもしれません
ラピアンさん、ありがとうございました。
一緒に、戻ってくるのを待ちましょう。
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急な訃報に驚いております。元気で子孫たちに囲まれているミリシュさんを、勝手に我がことのように喜んでおりました。いつか対面したいと思っておりました。ラピアンさんにきっとまたご縁があると信じております。
一週間前まで元気だったのに、あっという間に娘のファリーンとお婿さんのフィリップくんの元に行ってしまいました。
ソフィアちゃんと会わせてあげたかったです。
ソフィアちゃんは、ワカコママにそっくりですね。ミリシュの分まで、長生きしてくれますように。