コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ヴィー婆 13歳8か月

2017-01-04 | ヴィクトリア

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

今日でヴィー婆ちゃん、13歳8か月になりました。

とても健やかに・・・と、言いたいところですが、この1か月、これまでになく、介護度がUPしてしまいました。

現在、ほぼ、寝たきりです。補助しても、歩くことは困難です。

この一か月の変化を、時系列で追ってみます。

12月9日撮影。

この頃はまだしっかりしていて、上体を起こしてくつろいでいることができました。顔つきもしっかりしてますね。

 

12月10日撮影

ご機嫌なヴィー。このころは日中何度か外に出て、10~20分歩いていました。補助付きですけどね。

 

12月14日撮影

そろそろ寒くなってきたので、夜は毛布を掛けて寝るようにしました。2枚別々なのは、バタバタ暴れた時の対策です。前足ではねのけてしまうので、上下、別々にしました。腰から後ろ足にかけては、日中も毛布を掛けています。

 

12月15日、歩く様子を動画で撮影してもらいました。介護ベストの持ち手は、軽くつかんでいる程度です。

ヴィクトリア13歳7か月20161215

 

これが、ヴィーが歩く最後の動画になってしまいました。

 

 

12月17日撮影

上体を起こしていることが、少し困難になってきました。すぐに、横に倒れてしまいます。

このころから、右前脚を地面につけにくくなり、歩行が困難になってきました。

 

 

12月23日撮影

認知症が進んだのか、以前のように、しっかりした顔つきをすることがなくなってきました。常時、頭をのけぞらせているような感じになってきました。

 

12月23日撮影

上体を起こしていられなくなりました。フィリフィリのお尻に、寄りかかっています。右前脚が着けなくなったことで、一気に歩く距離が短くなってしまい、介護ベストの持ち手を思いっきり持ち上げなくては、歩くことができない状態でした。

 

12月27日撮影

気が付くと、こんなことに・・・(笑)

 

 

こんなことに・・・・

 

 

 

おいおい!!

って、こんな感じで、おもにワカコさんとキョンシーが、ヴィー婆に(^_^.)

 

 

12月29日撮影

お天気の良い日は、日中、30分ほど日向ぼっこ。

とても気持ちよさそうに寝ています。

 

 

同じく、29日撮影

ほぼ、歩けない状態なので、ヴィーにまたがるようにして、介護ベストの持ち手を両手で持ち上げ、両足の間にヴィーを挟んで固定しながら、少しずつ前に進む・・・という方法で、なんとか外まで連れ出します。

ウンチは寝たまま綿棒で刺激すれば出してくれますが、オシッコはどうしても外に出ないとダメなので苦労しています。

 

12月31日撮影

庭に寝かせていると、いつもキョンシーが傍に来て、一緒にいたりしてくれます。

婆ちゃんのこと、心配しているのでしょうか?

 

 

ほら、こんな感じです。望遠で撮影。

 

 

寝たきりになると、体が硬くなるので、常時、のけぞった姿勢になってしまいます。

寝返りは長くても2時間おきにはしています。前足はバタバタするので、良く動くのですが、後ろ足はあまり動かさないので、硬くなってしまいます。時々、ストレッチしてあげてます。

 

 

ブルーマール親子孫3世代。

ヴィーの顔がイネちゃんの尻尾で隠れちゃってますが(^_^.)

 

残念ながら、ヴィーから続くブルーマールは、これで終わりとなってしまいました。

 

たとえどんな形でも、長生きしてくれてありがとう。

ジロちゃん、ヴィーを追い越さないでね。

 

 

1月1日撮影

15歳5か月のジェナ婆も一緒に。ジェナはまだまだしっかり自分で立ち上がり、歩きます。眼はあまりよく見えないみたいですが。

鎮静剤は9時ごろに投薬していますが、以前のように、投薬後にバタバタ暴れることは少なくなりました。そして、深夜にオシッコに行くこともなくなり、2時間おきの寝返りと、給水だけで済むようになりました。

 

ヨダレタオルは1日5枚くらい交換します。バタバタしている時は、ヨダレの量が半端ないです。水は良く欲しがるので、シリンジで1回50~100ml飲ませます。1日1500ml以上飲んでいると思います。

右前脚が痛むらしく、寝ている間も常時このように曲げていました。ただ、昨日あたりからは伸ばしているので、痛みが引いたのかも??

 

わかこさぁ~~ん!!

ま、ヴィーが嫌がっていないからいいか(^_^.)

 

1月2日撮影

オシッコのために、20mほど移動するのですが、歩くというより、引きずる?引っ張る??みたいな感じで外に連れ出すので、ヴィーも私もヘロヘロです(^_^.)

オシッコの後は、いつもこんな風に、力尽きてバタンキューなので、しばらく寝かせておきます。

 

最近、弱い眼振が継続しています。その代り、見た目にもすぐにわかるような眼振はほとんどなくなりました。体をまっすぐ保てなくなってしまったのは、眼振の影響かもしれません。立たせてあげても、左に大きく頭が傾いてしまうので、姿勢を維持できなくなりました。上体を起こしていられなくなったのも、その影響だと思います。

ただ、数回起きていた癲癇発作は、この1か月は一度もないのが救いです。

こんな状態で、この1か月、一気に状況が悪化してしまったわけですが、ひとつだけ、数か月前と変わっていないことがあります。それは、食事の内容と量、食欲です(*^_^*)

食欲だけは、まったく衰えず(笑)

相変わらず、粒のままのドライフードを、丸のみしてガツガツ食べてしまいます。お腹の調子も良く、このところは安定しています。クリスマスのケーキも瞬殺でした。

一日あたり、240gのドライフード、雛鳥ミンチ缶を2分の1缶、馬肉缶も2分の1缶、牛乳適宜。

あと、タマゴボーロとか、パンとか、お腹がすいたと騒がしい時に少々(笑)

元気な成犬達より、沢山食べているのですけど、老犬なので、太りません。心もち、痩せたような気もします。寝たきりになって、筋力が落ちたためかもしれませんが。

現在は、ほぼ、持ち上げて移動させているのですが、重たいので、まだかなり体重はあると思います。25キロくらいはありそうです。おかげで、私の腰痛はさらに悪化中です(-_-;)

寝たきりになっても、内臓がしっかりしていて、食欲があれば、まだまだ大丈夫!!

だけど、時々考えてしまいます。ヴィーはそれでもいいのかな??って・・・。

きっと、寝たきりはつらいだろうに・・・・

でも、認知症のおかげで、それもないのかな?

どうなんだろう・・・・って。

先の事を案じてしまう人間と違い、生きられるところまで生きるのが犬。

痛いとか、苦しいのでなければ、これでいいのかな?

それになんといっても、食欲はあるんだから、まだ「食べる楽しみ」は残っているよね。

 

介護は大変だけど、たぶん、同じように愛犬の介護をしている人たちはみんな同じ気持ちだと思います。

「一日でも長く、いてほしい」って。

だから不思議と、寝不足でも腰痛でも、「早く終わってほしい」なんて思わないんですよね。生きていてくれることに感謝するだけ。

 

長生きするって、当たり前のようで、とても大変な事なんだと、つくづく感じます。

13歳まで生きるって、本当に大変。そこまでたどり着けない子が、どれだけいることか。

だから、どんな形でも、生きていてくれることに、感謝しなくちゃね。

長生きしてくれてありがとう、ヴィー。

14歳まで、あと4か月。

 

 

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