テルです!先ほど仕事後の日課である、愛息子ひろたんをお風呂に入れて寝かしつけたところです
今日は葺き替えの段取りで急きょ、丸三職人は昼からの仕事となりました(^◇^)
ただし専務と自分は通常と変わらず朝からの仕事で、
丸亀市にあるお客さん宅の屋根調査を終わらせてから新築現場のルーフィング張りへ向かいます
屋根仕舞いも終わったところで、写真にあるように二人でルーフィング張りをしていきます(^^)/
昼前に終了して帰社をすると、丸三職人が全員揃って仕事の準備をしていました!
そして愛息子ひろたんをお昼寝させてから、事務所で見積書を作成していた時のことです。
「社長は居るかの?」と、一人の年配の大工さんがひょっこりと事務所へ顔を出しました。
自分の顔を見るなり、「息子か!よく顔が似てるの!!」と言われました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
(ちなみに現場にいる大工さんに同じことを朝に言われたので、少し可笑しかったです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_1.gif)
…自分では全く似てないと思うのですが(>_<))
新築現場の見積り依頼で<m(__)m>、その場で概算の値段を計算して伝えました。
その後に丸三職人についていろんな話を聞かせてくれました。
「久保さんや長野さんは気さくで、本当に一生懸命に仕事をしよったよ!ええ職人やった」
二人とも自分が小さい時にとても可愛がってくれたことを、自分は今でも覚えています。
少なからず二人に会えることを期待して、少しでも恩返しがしたい気持ちもあって以前に勤めていた会社を辞めて大阪から高松へ戻りました。
その時社長から「二人はもう亡くなっておらんよ」と言われました。
そしてその時に社長は自分に一通の手紙を、そっと渡してくれました。
「久保さんと長野さんのおかげで屋根が生まれ変わりました。一生懸命にしてくてた二人に感謝しています」
お施主さんからのありがたい手紙でした。その手紙読んで、社長の前でも気にせず自分は泣きました。
二人はお施主さんの心に、そして魂を込めて仕事をした現場に居なくなった今でもずっと残っているのだと思います。
事務所へ来た大工さんは今働いてくれている専務のことも、とても誉めて頂きました。
今の丸三スレートがあるのは会長と社長のおかげであり、何より現場で丸三職人が大きく支えてくれたことです。
自分が小さい時の記憶にある丸三職人は今、専務にユキさんにみぞぶっさんの三人です。
会長から三代を知ってくれているのもこの三人だけです。
この三職人に、自分は特別な感情があります。
いつかは三職人が体力の衰えで退職される時が来ますが、行けるとこまで無理してでも一緒に行きたいと思っているのが自分の本音です。
以前に三職人の一人であるみぞぶっさんが仕事で大きなミスをして、本気で自分は怒り二人で話し合いをしました。
怒ることは勇気がいることで、怒る本人も大きなパワーを使います。
何より三職人の一人であるみぞぶっさんに変わってもらいたかった気持ちがとても強かったです。
そしてみぞぶっさんは変わる努力をしてくれました。そして少しずつ変わってくれました。
丸三職人内でも「変わった!」と言われるほどです。
人が変わることは大変で、歳を取ってからは尚更だと思います。
その中でみぞぶっさんは「気持ち」と「行動」で示してくれました。
みぞぶっさんには心から感謝をしていますし、より強く大切に思えるようになりました。
会長のお墓にそのことを報告して、また涙をその時に流しました。
「本当にありがたい」 その言葉に付きます。
そういう自分もまだまだで、尊敬している会長や社長は遠く先を歩いています。
失敗もたくさんあり、お施主さんや元請さんに迷惑をかけることも多々あります。
ただ気持ちはいつも前向きで、「必ず次に生かす!」と強い心が自分にはあります。
先代や職人達が築いてくれた「丸三スレート」の看板、
そして今丸三で働いてくれている職人の生活を守らなければならない大きな使命が自分の背中に大きくのっかっています。
いちいち悩んだり下を向いている時間は自分にありません。
代が代わっても同じように丸三を認めてもらう為に、全員で協力し合って全員で成長していこうと思います!!
今まで丸三を支えてくれた先代や職人へ常に感謝の気持ちを持ちながら。
それではまた明日☆★☆ テル