PRINCEの2000年のビデオです。収録は1999年11月収録のものとの事です。もっと正確にいうとPRINCEが名前を十字架に似たマークにしてTHE ARTIST 4・・・と名乗っていた頃のものです。このビデオではなんと！！！全曲、御大LARRY GRAHAMがベースを弾いています。LENNY KRAVITZとGOERGE CLINTON、MACIO PARKERがゲスト参加しています。わたくし、学生の時にPURPLE RAINというアルバムで始めてこの人の音楽を聴きました。やっぱ驚いたのは、唄っていうのは別に音程正しく綺麗に唄わなくても、裏声やしゃべり、はたまた奇声などいろんな自分のVOICEでもOKなんだって思いました。この人いろんな唄い方するし、ようしゃべっているし(ラップ？)、ヒャーとかフーとか奇声多いし、おもしろいなあって思いました。この後に、あのモンスターアルバムのSIGN OF THE TIMESも聴きました。すごくかっこいいです。しかしながら実はわたくし、そんなにこの人には、はまりませんでした。んーどうも、ちょっと軟弱な感じがして。。。そうして月日が経って、LARRYが全曲参加ということで自分の中では少し迷いつつ買ったのがこれです。目からウロコとはこの事です。このビデオ133分なのですが全く止めずに一気に最後まで観ました。おそらく1回たりともマバタキしてないと思うくらいに画面から顔を全くそらさなかったと思います。何年かぶりにえらい興奮しました。もうかっこよすぎです。このビデオを観たときの興奮は誰にも伝えられないし、どういう言葉を並べていいのかよくわかりませんが、要するにそれくらいわたくしにとってはよかったということです。内容的にはヒット曲ばかりでベスト盤的な要素もあります。まあ、それにしてもとりあえずはLARRY GRAHAMという人のグルーヴは絶大です。このPRINCEとの相性は抜群だと思いました。お互いのグルーヴが重なって2倍以上のかっこよさが出来上がっています。わたくしとうとう、PRINCEのファンになってしまいました。背が低かろうが、髭が生えていようが、胸毛が生えていようが、イヤリングしようが、化粧しようが、光モノ好きであろうが、なんであろうとこの人はかっこいいです。やっぱLET'S GO CRAZYです。
