1979年のTHE BRECKER BROTHERSのLIVEアルバムです。ジャズ･フュージョン界ではあまりにも有名な1枚です。この人たちのことは全く知らなかった学生の時に、わたくしにB.B.＆A.を教えてくれたまっさんが「すごいアルバムがあるで。」ってこれまた教えてくれたアルバム。これもまた、いやはや驚きました。当時はまたたく間に、かの有名なSOME SKUNK FUNKという曲にはまりました。今聴いてもすごいと思いますが、あの曲のテンポでグルーヴしまくっているのってそう他にはないと思います。SPONGEという曲でのTERRY BOZZIOのドラミングは圧巻です。主役2人(RANDY BRECKER:Tp, MICHAEL BRECKER:T.SAX)のフレーズがすごくイキイキとした感じでかっこいいです。基本的にはこの兄弟のバンドですが、アルバムごとにバックミュージシャンを変えているのは興味深いところです。このバンドのLIVEを何年か前に大阪ブルーノートで見ましたが、すごくよかったです。やっぱり、ヘビーメタルだけに音はでかく、ビバップだけに音数多くって感じで名前どおりのアルバムです。
