80年代初期頃のカシオペアのLIVE盤です。わたくしが中学生、高校生の時はクラスの友達がいろんなレコードやらCDを持ってきていて、その輪の中に入れさせてもらって、もっぱら洋楽邦楽問わずのヒットチャートをしらみつぶしに聴いていました。もう好き嫌い関係なしにたくさん聴きました。そんな中、友達がたまたま持っていたこのCD。ちょっと聴かせてもらったらもうびっくり!!唄がない!何弾いているのかさっぱり音が追いかけていけない!なんかわからへんけど音の洪水!もう衝撃満開でした。高校1年生の時です。コレを持っていた友達は、あんまり好みじゃないから売ってあげるよって売ってくれました。このアルバム、最初何回聴いても理解できなくて、テープに録音してウォークマンで毎日通学の時や寝る前に聴いていました。ちょっと理解できた頃に、あっこれがベースの弾いている音か!これがギターでって。ヒットチャートものでは考えられないこのベースの活躍ぶりに、何回聴いても圧倒されている自分がいました。そうするうちにこのアルバムを聴けば聴くほどベースばかりが大きく聴こえると言うか、聴いてしまうようになって、いてもたってもいられず4万円のヤマハのプレジションタイプのベースを買いました。もちろん、カシオペアなんて弾けるわけでもなくカシオペアを目指す長くも苦しい初心者ベーシストの生活がスタートしたのです。
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