枢要徳目は、主要人徳とも呼ばれ、善に献身する生活の柱となる徳目である。

枢機卿の徳
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枢機卿の徳の寓意に囲まれた聖母子（サン・ミニアートのチェンニ・ディ・フランチェスコによるフレスコ画）。左は上が知恵、下が正義、右は上が不屈、下が節制。
キリスト教における枢要徳目は、主要人徳とも呼ばれ、善に献身する生活の柱となる徳目である。


古代の哲学者、特にプラトン[1]によって概念的に提唱されたこの徳は、カトリシズムにおいては、人間の魂に関わるものであり（神との関係に関わる神学的徳とは異なる）、信仰や理性に従って行動を律するものであり、神から授けられることもあれば、実践を通して身につけることもある。また、知恵、科学、知性といった知性の徳とも密接な関係がある。




索引
1 四つの枢要徳目
1.1 慎重
1.2 正義
1.3 不屈の精神
1.4 節制
2 プラトン『共和国』における四徳
3 ダンテにおける枢要徳目
4 ノート
5 書誌
6 関連項目
7 外部リンク
4つの徳


ラファエロ・サンツィオ作「美徳の寓意」（1511年）、バチカン市国のスタンツァ・デッラ・セグナトゥーラ。

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