【食の金言】徳川家康が「薬食い」と称した肉の働きとは? 井伊家から献納された近江牛の味噌漬け
2022年8月21日 10:00東スポWEB
とは言え、肉の旨さの誘惑には勝てず、庶民に肉食を禁じていた徳川家康も、「薬食い」と称して、井伊家から献納された近江牛の肉の味噌漬けをよく食していたという。
「五段目を 蛇の目に包む 麹町」
という川柳の「五段目」とは猪の肉のこと、「蛇の目」は昔の傘の紙のことで、実際に東京の麹町、平河町や両国橋あたりには獣肉屋があった由。今でも、大相撲の国技館のある両国の橋(両国橋)のたもとに「ももんじや」というシシ(猪)肉屋がある。