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教皇レオ13世:現代世界への批判 マイケル・L・ブロック著

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教皇レオ13世:現代世界への批判

マイケル・L・ブロック著


解説
このエッセイの中で、マイケル・ブロックは、信仰と理性の分離、私有財産、そして近代の主な誤りのいくつかについて、教皇レオ13世の思想を紹介している。


より大きな著作
信仰と理性


ページ数
13-29


出版社
キリスト教出版、1975-76年冬号


19世紀の最後の四半世紀の間、ヨーロッパの主要国家の指導者たちがその地位をめぐって争う中、ただ一人、権威はないが権力は剥奪された一人の指導者が、数年後には全ヨーロッパを戦争に巻き込むことになる対立する派閥やイデオロギーを明確に超越して立っていた。彼の名はレオ、13代目のレオと呼ばれ、つい最近、時間的権力を失って屈辱を味わったばかりの教会のトップに立っていた。彼は君主主義者でも共和主義者でもなく、反動主義者でも自由主義者でもなかった。彼のメッセージは、キリスト教ヨーロッパそのものと同じくらい古いものであると同時に、多くの人々にとって、ヨーロッパが移行しつつある新しい時代(20世紀、光の時代、理性の勝利)を完璧に象徴する、あの照明のシンボルである電球と同じくらい若いものであった。


世界の賢人たちが合理主義の最後の流れを唱えていた頃、レオは、とりわけスコラ学への回帰を選んだ。政治的アヴァンギャルドがより広い自由を求める中、レオは世界各地にこう呼びかけた。










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