BBC 悪いスペイン人が良いインカを征服したという虚構を変えたい" 2020年11月6日

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"悪いスペイン人が良いインカを征服したという虚構を変えたい"
マーティン・リープル @martinwriepl
リマ、HayFestivalArequipaのスペシャル @BBCMundo
2020年11月6日
イメージソース,getty images
キャプション
インカ王国は1533年当時、南半球で最も強力だった。このイラストはアタハルパとフランシスコ・ピサロ。
200人足らずのスペイン人がどうやってインカ帝国を征服したのか？
ヒゲをたくわえた男たちの大群が、太陽の息子を捕らえるために原住民の従者に剣を突きつけて突進する様子は、おそらく2つの文明の衝突を最も象徴する場面だろう。
コンキスタドールたちは、そのわずか数ヶ月前に到着し、カハマルカでインカを捕らえた後、さらに数ヶ月かけてクスコに侵攻した。クスコは1533年当時、南半球で最も強力な王国の首都だった。
彼らが優位に立ったのは、雷のように轟くアークバスのおかげだったのか、彼らを守る鎧のおかげだったのか、疾走する馬のおかげだったのか。
ペルーの小説家ラファエル・デュメットは言う。「実際には、帝国崩壊の最も重要な要因は、ヒスパニック以前のインディオたち自身だったのです」。
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おわりに
デュメットは11年間、植民地時代の年代記と現代研究の両方に没頭し、征服について最も深く信じられている俗説よりもリアルなフィクションを書き上げた。
そして彼の著書『インカのスパイ』はペルーでベストセラーとなった。
画像出典：Jaime Pandolfo
キャプション
インカのスパイ』はデュメットの処女作である。今ではベストセラーになっているが、出版してくれる出版社を見つけるのに6年かかった。
「ペルー人は自分たちの祖先の牧歌的なバージョンから外れることを恐れない」と彼は言う。
この小説は、決定的な説明のない、そしてこれからもないかもしれない出来事の物語である。
インカ帝国は本当に存在したのだろうか？
インカのアタワルパが、血なまぐさい拡大戦争で鍛え上げられた何万人もの兵士を指揮し、スペインとロシアの距離ほどもある領土を支配していたとしたら、なぜ彼は数十人のコンキスタドールによる捕囚から解放されなかったのだろうか？
BBC News Worldが、歴史の見方を変えようとする物語の著者と対談した。
インカはしばしば

"Quiero cambiar la ficción que nos hemos creído de que el español malo conquistó al inca bueno" - BBC News Mundo