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一発で広島の2000倍 ロシアの核兵器「サルマト」が引き起こす最悪の未来 プーチンの気分で命運が決まる週刊現代講談社

一発で広島の2000倍…ロシアの核兵器「サルマト」が引き起こす最悪の未来
プーチンの気分で命運が決まる週刊現代講談社
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前編「日本が標的になるかも?…プーチンの“最後の切り札”、悪魔の核兵器「サルマト」のヤバすぎる正体」ではロシアが以前日本への攻撃を考えしっかりと準備していたこと、そして現状のウクライナ侵攻の状況から日本への攻撃が再浮上することについて説明する。
飛行距離、速度、威力にいたるまですべてが規格外―。ロシアの工学技術の粋を結集させた新型ICBM「サルマト」が実戦配備された。追い詰められたプーチンの狂気は日本を焼き尽くそうとしている。
たった12秒で日本は焦土に
サルマトは10発以上の多弾頭核のうち、たった1発でも広島原爆の150~200倍近い威力を持つ。それが東京都心上空で炸裂した場合、どのような被害がでるのか。
核兵器開発史の権威である米スティーブンス工科大学のアレックス・ウェラースタイン教授が開発した核攻撃シミュレーションシステム『NUKEMAP』で試算してみよう。
まず爆心地には深さ130mのクレーターができ、半径1・5km内にいた人は数万度の熱に晒されて塵となる。爆発の中心から半径5km以内にいた人や建物は超高熱の赤外線で一瞬にして骨になるまで焼かれる。そして、衝撃波は浦安市、さいたま市、川崎市、府中市にまで届き、ほとんどの建物が倒壊してしまう。その結果、死傷者数は少なくとも1500万人を超えるとされる。
Photo by gettyimages




この、たった1発で東京が消滅するほどの核が10~16発も搭載され、それぞれが異なる攻撃目標へ飛んでいく。まさしく、「サタン」である。
実戦配備された東シベリアのクラスノヤルスクからサルマトが発射された場合、核弾頭はまず札幌に10秒で飛来。その1秒後に東京へと着弾する。そして、大阪、名古屋、福岡も0・5秒後には破壊される。発射からわずか12秒で日本の中枢部は焦土と化してしまうのだ。







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