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創世記、象徴的か文字通りのものか FR. シャルル・グロンダン





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Q&A
創世記、象徴的か文字通りのものか
FR. シャルル・グロンダン
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質問です。
創世記は象徴的に、文字通りに、あるいはその両方として理解されるのでしょうか?
答えてください。
創世記は現実的であり、象徴的でもあります。創世記は本当に起こった出来事を描写しているという点では現実的ですが、科学的、歴史的に正確な出来事を描写していないという点では象徴的なものです。


創世記3章の堕落の記述は比喩的な表現を使っていますが、原初の出来事、つまり人間の歴史の最初に起こった行いを肯定しています。(カテキズム390)。


私たちは、この二つが二つの異なる現実に対応している以上、創造か進化か、と言うことはできない。私たちが今聞いた、地の塵と神の息の話は、実際、人間がどのように生まれたかを説明しているのではなく、むしろ、人間が何であるかを説明しているのです。人間の最も奥深いところにある起源を説明し、人間というプロジェクトに光を投げかけているのです。その逆もまた然りで、進化論は生物学的な発展を理解し、説明しようとするものです。しかし、そうすることによって、人間の「プロジェクト」がどこから来たのか、その内的起源やその特殊な性質を説明することはできないのです。その意味で、私たちは、相互に排他的ではなく、補完的な二つの現実に直面しているのである(Cardinal Joseph Ratzinger, In the Beginning: 枢機卿ヨセフ・ラッツィンガー、In Beginning: A Catholic Understanding of the Story of Creation and the Fall [Eerdmans, 1995], 50)。


第一日、第二日、第三日が太陽と月と星なしに存在し、第一日はいわば空もなかったと考える理解者がいるだろうか。私は、これらのことがある種の神秘を比喩的に示しており、歴史は外観上起こったのであって、文字どおりではないことを疑う者がいるとは思わない(オリジェン『基本教理』4:1:16[225])。


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