このたびの東北大地震において、被害を受けられた方々に対しまして、心よりお見舞い申しあげます。
前回に引きつずき、ハワイの報告をさせていただきたいと思います。
ハワイのビーチを歩いていた時、偶然ハワイ陸軍博物館を見つけました。
所在地はフォートデルシー沿岸のハレコアホテルに隣接していて、Kunia RoadからFoote Avenueに入った所にあります。
正面入り口の近くに戦車が置いてあったので、あきらかに戦争に関する博物館であると解りました。
この博物館は、もともとハワイの軍事国防に関する貢献等の歴史を展示しているとされています。
この博物館の中に、意外と思われる展示物があったのです。
私のテーマとして、アメリカ人と日本人を考えるという事を長い間持っておりますが、この中にみつけてしまったのは、本当に偶然でした。
この中でインパクトがあったのは、日本に関する展示物があった場所で、日本刀を見つけた事でした。
旧陸軍の戦闘帽と一緒に展示されていました。
これを観た時、アメリカ人は、日本人の事を、この展示に集約して大勢を観ているのではないかと考えてしまいました。人にはそれぞれ見方にも違いがあるかもしれませんが。
戦争はお互いに悲劇であって、つくずく心の中に傷を残すものであると思いました。
2度と起こしてはならないものであるにも関わらず、今の時代でも日常的に戦争が行われている現実を視ると
はなはだ悲しいものがあります。
戦争で人間に貢献したものは、ひとつもないはずと思います。