ドライバーが調子悪いのはアイアンが原因！

昨年の８月にフィッティングさせて頂き、ヤマハ インプレスＤ　１０°ＳＲ　ドライバーをお買い求め頂いた防府市の“Ｏ”様が久しぶりにご来店。「もっと飛ぶドライバーはありませんか？」と仰る。

早速に診断。ヘッドスピード４５m/s　スイングテンポ：５　スイングプレーン：５１°で、今お使いのドライバーが少し物足らなくなって来たかと思い、もう少し重めで硬めになさっても良いかも知れないとご提案すると、ご本人は「軽くて長い物が欲しいのですが！」と仰る。

キャディーバックの中を覗かせて頂くと、アイアンはテーラーメイド　Ｒ３６０ＸＤ　XD-60（Ｒ）をご使用中で、最近購入されたらしい。これはアイアンが柔らかすぎて、思い切り打てなくなっているのではないかと判断。

一応仰るように、少し長くて軽いドライバーを何種類かお試し頂いた上で、そのデーターをお見せして、長い物は合わない事をご説明すると同時にアイアンの問題点（軽過ぎ、柔らか過ぎで左に引っかけやすくダブりやすい）を指摘させて頂くと、「やはりそうですか、アイアンを変えて以来どうも調子が悪くなってしまって・・」と思わずご納得。 ＮＳ－９５０（Ｒ）が装着された試打クラブをお試し頂くと「スチールですか？」と驚いておられたが、かなり良い調子。さらに同じ物の（Ｓ）をお試し頂くと完璧にナイスショット！　

結局ご予算の都合もあって、カタナゴルフのＳＷＯＲＤ３５０Ｔｉ ＮＳ－９５０（Ｓ）をお買い求め頂く事に決定。 ドライバーは当面大丈夫でしょうが、アイアンの練習をして、もしもフック系の球筋になって困るようだったらもう少し硬め重めのシャフトにリシャフトすれば良いですからと、ＳＷＯＲＤ３５０Ｔｉのライ角度を１°アップライトに調整させて頂き、不要と仰っていたロングアイアンもビシビシ打てる事をご確認頂き、「これで安心して練習出来ます。」と笑顔でお帰りになった。

ゴルフはウッドとアイアンを両方使いこなしてなんぼの物。どちらかを奮発してもマッチングが悪いと今回のようになってしまう。