フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

またフィッティングがレッスンに!

2005年10月05日 21時54分02秒 | ゴルフフィッティング
「こちらは色々と診て、教えて貰えると言うので来たのですが」とご来店になったのは市内の“H”様。随分昔のミズノのハーフセットに、ブリヂストン ViQ CL(L) のW3を一本入れておられ、「W3は打てるが他はまるで打てない」と仰る。一目見て、硬さと重さがあまりにも違う為にタイミングが合わないのだろうと判断。

取り敢えず、得意と仰るW3を打って頂くが、ダブりやトップが多く、ヘッドスピードも25m/s前後しか出ない。このままブリヂストン ViQ(L)で揃えて頂く手もあるのだが、一頑張りすればもっと振れるようになりそうな予感が。

少しレッスンさせて頂いても良いでしょうか?、最低3回くらい通って頂けますか?、とお尋ねすると、ハイ何度でも来ますから教えて下さい。」と実に謙虚。早速にスタンスから始まって、テークバックの仕方などをレッスンさせて頂くと、ビシビシ当たり出し、ヘッドスピードも見事にアップ。ついには女性の平均を上回る35m/sまで上がった。

これではViQ CL(L)では柔らかすぎると判断して、もう少し硬めの
マルマン EXIM nanoⅡ(L)をお試し頂くとすこぶる良い調子。試打クラブでお試し頂くようにお奨めしたのだが、ご本人も手応えがまるで変わるのが実感出来たらしく、即決でW1からアイアンまで揃えてお買上頂いた。

後でカルテを記入して頂いたら大手スポーツ量販店にお勤めで、こちらが驚いてしまったり、恐縮したり。そう言えば先月もミズノのW1をカスタムオーダーさせて頂いた後で、ミズノを扱っていない他店の従業員さんである事を知り、恐縮したばかり。まあ、かつてはブリヂストンタイヤの社員さんにダンロップのクラブを売った事もあったけど、合う物が最高であると言うスタンスは曲げないで行こう。

さて、“H”様には今日のレッスン内容を1週間ほど自分で練習して頂き、再度チェックとレッスンをさせて頂く事をお約束しながらお見送りした。

※ 画像は“H”様のトップの状態。左は頭を動かすまいと言う意識が過ぎて逆にスウェイしている。右は頭を動かすようにとお願いして随分良くなった状態。
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