お懐かしいタイトリスト・フォージド様

周南市の“Ｕ”様からご注文頂いていたタイトリスト フォージド６７０ アイアンが入荷した。もうカタログの表舞台からは姿を消して久しいが、カスタムクラブのコーナーにちょこんと載っている物。_(、、)~


今年のニューモデルも既に出揃っているのだが、２月のアクシネット展示会にも書いたように、お薦めに値するような新しいアイアンもないので、思い切ってクラシカルな６７０をとなった次第。↑(^^_)ルン♪


その代わりと言うか、シャフトは新製品のダイナミックゴールド ハイローンチ（Ｘ１００）を装着してカスタムオーダーさせて頂いたのだが、このアイアンは例によって、要調整は言うに及ばず、オーバーホールが必要な場合もある事を覚悟しての受注である。恐る恐る測定してみると・・。ドレドレ＿(◎◎ヘ)

番手 長さ  重量 バランス 振動数 ライ:スコアライン ライ:ソール リアルロフト
 4I  38.25 416.5 D1.6　 335 　60.00　  61.00 　25.0
 5I  37.75 423.4 D1.6　 343 　62.50  　61.50   28.5
 6I  37.25 430.3 D1.6 　351 　63.00 　 62.00 　32.5
 7I  36.75 436.4 D1.6 　356 　63.50 　 62.5 　 36.0
 8I  36.25 443.3 D1.6 　365 　63.50 　 61.75　 40.5
 9I  35.75 451.3 D1.6 　371 　64.50 　 63.0 　 44.0
 PW  35.50 454.2 D1.6 　376 　63.50 　 62.0 　 47.5

嬉しい事に、長さ、重量、バランス、振動数ともに全く問題は見あたらない。＼(^o^)／ ワーイ!!＼(^o^)／ ワーイ!!

しかし、ライ角では少々困惑してしまう。ソールで測定しても、メーカーがしているようにスコアラインで測定しても、はっきり言ってデタラメに近い。折角の良い形状が台無しである。(+。+)アチャー。

幸いにロフト角は０.５°程度のバラツキだから、ライ角だけの事だが、ソールとスコアラインで最高１.７５°も違うと犬のお巡りさん状態。(+。+)コマッテシマッテワンワンワンワン♪


「まあ、こっからが腕の見せ所よぅ！」と、お客様のフンドシを借りて楽しむ事に決め込んで、独り言を言いながらほくそ笑むフィッター。(^.^)(^O^)(^^)(^_=)(^○^)(^。^)


※ 画像は６７０ の６Ｉと、グリーンゲージ上のＰＷ。
　 スコアラインは水平だが、ソールはトゥー側が接地しているのがわかります？