フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

2年でここまで変わるかという程の飛距離アップ

2005年11月11日 21時14分54秒 | ゴルフフィッティング
久しぶりのご来店は島根県日原町の“O”様、一昨年「ドライバーが打てない。」とご相談頂き、診断の結果、ハンドファーストでロフトを殺して打っておられる事が原因と判明し、ロフト13.5°のインテージ レディースヘッドにRシャフトを装着してカスタムオーダーさせて頂き、昨年秋には「最近は球が上がりすぎるようになった。」との事で11°ヘッドに交換させて頂いた経緯がある。

それなら最初から11°にしておいても良かったのではないかと思いがちだが、それでは上手く行かないケースが多い。何故ならば思うような球筋が出ないと自信を喪失し練習が思うように行かないからだ。したがってこのケースのように順序を踏んで徐々にロフトを起こして行くと言うのが正解。

久しぶりにスイングを拝見するとヘッドスピードも40m/sに手の届く所まで来ており、インパクトでもアッパーに打てるようになっておられる。「とにかくもう一寸飛距離が欲しい!JPXを試させて下さい。」と仰るのでお試し頂くが、トゥー寄りに打紺が集まり、球が上がりすぎて思うように飛距離が伸びない。

結局、
ホンマ ツインマークス MG460、(R)10°がスピンも少なく、打ち出し角度も丁度良く、飛距離もこれまでより15~20y伸びる。同社から新しく出た新ブランド BERES MG711もお試し頂くがどういう訳かMG460の方が飛ぶ。

それにしても段々とヘッドスピードが上がっていき、ついには42m/sまで。手元を少し硬めに設定してあるアーマック851シャフトが丁度合うのだろう。「これ下さい。」と即決でお買い上げ頂く。

ところでホンマの新ブランドBERESはなかなかの意欲作。特にハードヒッター用の
TW911は顔の良さに、初めて見たフィッターは涎が出そうになった程。HONMAと言う文字もモグラマークも一切なくなり、斬新な中に伝統を上手く表している。民事再生決定を受けたホンマにウロウロせずに頑固な日本の伝統を保って欲しいと願う。

※ 画像はホンマの新ブランドBERES MG711
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