「勝手に挿し絵」(24)
『ガラスにはいった太陽』
旧ソ連の伝説的なガラス職人、ボリス・イェリョーミンさんの小説仕立ての伝記。
この本に何度も「ガラスで編んだレース」というのが登場するのですが、一体どんなのだろう?と夢が広がります。
代々ガラス職人の家系に生まれたボリスは、いったん家業を嫌って警察官になるのですが、やはりガラス職人の道に戻り、最後はエルミタージュ博物館の顧問にまでなります。
ボリスを叱ったり、励ましたりするおじいさんの言葉は、どんな道でもいえることが多く、胸に響きます。
現在絶版ですが、図書館では読めます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます