イラストレーター赤松かおりのブログ

日常のことなどを描いています。

勝手に挿絵(24)

2019-07-29 14:39:32 | 文学

「勝手に挿し絵」(24)

『ガラスにはいった太陽』




旧ソ連の伝説的なガラス職人、ボリス・イェリョーミンさんの小説仕立ての伝記。

この本に何度も「ガラスで編んだレース」というのが登場するのですが、一体どんなのだろう?と夢が広がります。

代々ガラス職人の家系に生まれたボリスは、いったん家業を嫌って警察官になるのですが、やはりガラス職人の道に戻り、最後はエルミタージュ博物館の顧問にまでなります。

ボリスを叱ったり、励ましたりするおじいさんの言葉は、どんな道でもいえることが多く、胸に響きます。

現在絶版ですが、図書館では読めます。

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