かすていら的な生活。― せめて翌檜でありたい。―

YouTuber。日々の生活や仕事、趣味について気の赴くままに綴ります。

94中四レポ2-徳大戦-

2015年11月29日 00時59分00秒 | 将棋
団体戦当日の朝。

会場に到着すると、広大の部員はほぼ全員が集合していました。

中四が初めての部員を中心に何人かに声をかけて、少し話をしました。

みんな緊張はしているものの、ある程度はリラックスしているようで安心しました。

最後に主将と話をしました。

「寝れた?」

「うーん・・・あまり寝れなかった・・・でも、大丈夫!」

彼のポジティブなところは私も見習わなければなりません。

ここで、ツイ廃の彼の過去のツイートを見せました。(笑)

『勝つことが全てやろ。広大を名門に戻すこと以外目標ってあるん?俺はこのまま卒業するつもりはない、中四で団体優勝するまでは。』

「このツイート見覚えある?(笑)」

「ああ(笑)」

「優勝するしかないな!」

「おう!」

この3年間、苦汁をなめさせられ続けた主将と私。

戦いの準備は整いました。


1戦目は、前回大会3位の徳島大学と。

春中四でも初戦に対戦、春は広大主幹、秋は徳大主幹、すなわち、前回大会とは状況が真逆の状態で対戦することになりました。

徳大は地元開催のため、あまり中四には出場しない主力メンバーも全員揃い、運営はしゃもじさん・がっきーさん・2世さん(徳大OB?)ら優秀なOBの方々に放り投げて優勝を目指してくるものだと思っていたのですが・・・

オーダーはこうなりました。(左が広島大学です。敬称略。)


大将戦  名越-吉永  互角

副将戦   原-佐々木 有利

三将戦  大平-上田  有利

四将戦  坂元-寺谷  不利

五将戦 瀬戸川-山内  有利

六将戦  井居-石原  不利

七将戦  葛川-西岡  有利


オーダーの右に書いた「有利・互角・不利」は広島大学視点での対局前の私の予想です。

オーダーが綺麗に決まりました。

・・・その前に徳大のスターターがおかしい。

佐藤さんは?賀川さんは?北岡さんは?

もしかして、1年半前の岡山中四の時と同じように遅刻?

徳大の主力メンバーをうちのWエースの大平・瀬戸川に当ててみたいと思っていたのでかなり拍子抜けしました。

中四が初めての2人に関しては、これまで対外的に情報統制を敷き、団体戦当日の朝もほかの部員よりも遅れて会場に来るように指示を出したのに・・・

みんなが戦っている間、私は他の大学のオーダー表とにらめっこしながら次戦以降の広大のオーダーを練っていました。

ふとC級のほうを覗いてみると・・・ん!?何でそんな順番で座ってるの!?

慌てて初戦抜け番の吉本に聞いてみたところ、どうやら座り順を間違えてしまった様子。

後でC級の統率を任せている後藤に注意をしました。

初戦で痛い0-5負け。本来ならば4-1勝ちだったのに・・・

とはいえ、終わってしまったことは仕方がありません。

落ち込んでいる部員たちに「気持ちを切り替えて、あと4戦全部勝ちなさい」と言いました。

A級のほうは開始早々に主将が難敵を下し、広大の勝利を確信しました。


 名越○-×吉永

  原○-×佐々木

 大平○-×上田

 坂元×-○寺谷

瀬戸川○-×山内

 井居×-○石原

 葛川○-×西岡


5-2勝ち。

前回大会とは状況が真逆だと思っていましたが、まさかスコアまで正反対になるとは思ってもみませんでした。

幸先の良いスタートが切れました。

次回に続きます。

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