かすていら的な生活。― せめて翌檜でありたい。―

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96中四レポ9-個人戦予選3R・本戦1R-

2016年12月04日 23時37分51秒 | 将棋
お久しぶりです。かすていらです。

忙しくて1ヶ月更新できませんでした。申し訳ありませんでした。

中四レポの続きを書いていきます。


予選3戦目、相手は再び高知工科大学の奥村さん。

今度は三間飛車ではなく、右四間飛車にしてみました。

mission先生との対局で疲れていたこともあって、雑に攻めていったのが悪く、大駒を押さえ込まれて劣勢に。

しかし、そこで放った勝負手が通って逆転。

そのまま寄せ切ることができました。

これで2-1となり、決勝トーナメントに進出することができました。


昼食休憩の後は決勝トーナメント。

決勝トーナメント1回戦、相手は岡山理科大学の主力、鶴長さん。

私の隣で寺谷-羽仁という好カードが行われていて、その対局を観戦する人が多く、正直少しやりづらさはありました。(笑)

戦型は角換わりとなり、私は右玉に構えました。

鶴長さんが穴熊に潜り、下図の局面になりました。



▲2四歩を誘われている感じがしましたが(飛車先の歩を交換した後に△4五歩~△4六歩~△1三角という筋があります)、腰を据えて考えて▲2四歩。

以下△同歩▲同飛△4五歩▲2九飛△4六歩▲同銀△6五歩▲5七銀左△4五歩と進行。



こちらの玉の近いところで戦いが起きていて、神経を使う展開になりました。

相手が穴熊であることも鑑みると、ミスを犯すと一気にこちらが負けになるため、一手一手慎重に指しました。

ただ同時に受け身にはならないようにという意識もしていました。

上図以下▲同桂△4四歩▲2三歩△同銀▲2四歩△同銀▲5三桂成△同金▲5一角△8二飛▲2四角成。



駒得をしながら急所に馬を作ることに成功し、こちらが良くなりました。

この後は、こちらの5七の銀との交換で得た桂を2三に打ち、寄せ切ることができました。

局後、手つきが綺麗ですねと褒めていただいて、少し嬉しかったですね。

次回に続きます。

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