ちよこの風に吹かれて旅の空2

ちょこの風に吹かれて旅の空の続編

そらの思い出

2021年04月03日 | 日記

12年と10カ月のそら思い出はありすぎる。

一カ月半で我が家にやってきたやんちゃなそら。

初代のワンちゃんがカイ、海と書いてカイ。

だからそらは宇宙の宙と書いてそら。

宇宙のように広い心を持っ犬であってほしい。

それが名前の由来。

そして一年後にのんがやってきた。

音と書いてのん。

本当は響とつけたかったキラ。

なんで響かというと当時仮面ライダー響、やってたから。

だけど字が難しすぎた。

ので郷が音、どっちかにしてと言ったら

キラは音をとってのんになった。

そらに比べるとちょっと名付け方がマンガっほいけどね。(笑)

のんがやってきたらやんちゃなそらがお兄ちゃんになった。

聞き分けのいい子に変身です。

仮面ライダーはのんの方なのにね。(笑)

そらが変身するなんてね。(爆)

本当に弟思いのそらだった。

そらとのんは仲が良かった。

のんもそらを頼っててなんかあると

そらのお腹の下に身を寄せたものだった。

いつも身を寄せていた2人。

小さなのんは座っているそらのお腹の下にすっぽり入った。

そらとのんはいつも一緒に旅をして歩いたからそらは車が大好きになった。

そらがよく車から顔を出しているのが思い出される。

旅をして歩くのは楽しかったよね。

そしてガクが来た。楽と書いてガク。

音に楽をつなげると音楽になるから。(笑)

そして3人の名前をつなげると宙の音楽。

3人で楽しい音楽を奏でて行ってほしい。

それが3人の名前の願い。

そして今度は、3人で旅をしたよね。

北海道を全土を回り、淡路島も、四国も回った。

東北も行ったね。京都も福井もいっぱいいきました。

本当に楽しい旅だった。

だから昨日、病院に行くの時、車に乗って楽しそうだったそら。

あんなにしっかり座って外を見ていたのに・・

一夜明けて、早々にお空に飛んでいくなんて・・

思ってもみなかった。

のんが亡くなったとき、

ずっとのんの仏壇を見つめていたそらの背中を今でも忘れない。

きっと今はそののんに会っていると信じたい。

お空でのんと楽しく走ってね、そら。


そらのいない散歩

2021年04月03日 | 日記

今日は晴れたり曇ったりの一日でした。

夕方の空は薄い夕焼け。

あまりの突然の出来事にまだみんな現実と心が追いついてないです。

今日の散歩は神社から・・

ガク、いつものように走りましたよ。

でもなんか調子が出ないガクです。

なんか寂しいよ。見ててくれるにいちゃんがいないとさ。

もうボクやめていいかな。(ガク)

神社を出ていつもと違う散歩道。

白いハナミズキが咲ていました。

少し歩くと赤いハナミズキ。

そして薄ピンクのハナミズキ。

今日は土手に行く気にはなれず土手手前で曲がります。

思い出が多すぎます。

白い椿がきれいでした。

公園には八重桜。

人のお庭だけど・・すみません、一枚パチリ。

モッコウバラです。

前に誕生日に私が大好きだからって

キラがプレゼントしてくれたんだけど・・

気がつけば植えたところにない。

全く違う場所に引っこ抜かれたのか、風で飛んだのか・・

横たわってました。慌てて植えたけどもう根付きませんでした。

なんで植えた場所と全く違う場所にあったのか・・

二年前からモッコウバラミステリーになってます。

今年はこの黄色いモッコウバラ、パピィが買ってくれました。

花芽があるので咲くかもしれません。

こてまりも咲き始めたね。

そしていつもの公園で休憩です。

なんかさ・・おやつ食べられるのはうれしいけど・・

楽しくないんだよ。(ガク)

なんかが足りない・・そんな気がしてさ。(ガク)

だよねー、まだそらがいないのに慣れないよね。当然だけど・・

でもこれからはキミ一人だからね、頑張るんだよ、ガク。


ガクの戸惑い

2021年04月03日 | 日記

そらが危ないと思った時、

ガク、にいちゃんのそばにおいでって呼んだら

クルリと踵をかえして

二階にあがり降りてきませんでした。

いつも人がいない二階に昼間上がることのないガク。

だのにどんなに呼んでも降りてきませんでした。

何していたんだか・・

そらがいつも寝ていたベッドに移動したら

ガク、チラッとそこにいるそらを見ます。

そしてとまどったようにこっちを見る。

でも私と目線は合わせません。

そしてまたそらを見る。

そしてまた私の方を向きました。

やっと目線合わせた。そして何か考える。

そしてまた・・

そして・・

そんな繰り返しを何とも何度も繰り返しました。

何考えているのかな。

いつもあまり表情を出さないガクですが・・

悲しい顔になりました。

ガクの戸惑いが伝わって来るようでした。

なんだかわからない。どうしたらいいかわからない。

そしてピョンとパピィの横に行ってべったりとくっつきました。

やっとどこに行けばいいのかわかったように・・

でもその視線のむこうにはそら。

ガクの戸惑いはしばらく続きました。


そら、逝く

2021年04月03日 | 日記

宙(そら)、4月3日午前11時55分、空に舞う。

宙は音(のん)の待つ、お空へと飛んでいきました。

仲のよかった2人です。

今頃、お空で再会を楽しんでいることでしょう。

向こうには初代犬海(カイ)もいます。

きっと楽しい会話が弾んでいるかもしれません。

昨日のそら、とても元気でした。

いくつになってもあどけないそらの顔です。

朝の散歩もまぁまぁ元気でした。

食欲がなくて病院に行ったそら。

実は診察で、肥満細胞腫の疑いが強いと言われていた。

しかし結果が出たわけではないので昨日のブログでは書きませんでした。

いわゆるガンである。ゴールデンなど大型犬に多いガンだ。

もしそうだとすると余命一カ月と先生はおっしゃった。

とりあえず病理検査の結果を待ちながら

今日から本格的に治療を開始する予定だった。

昨日は、散歩に出た私たちを追いかけるように散歩し、

今日も朝もいつもより短いコースではあるものの散歩に出た。

いつもと変わらないそら。

年で足腰が弱っているのは最近の日常。

12時には病院に行く予定でした。

最近のそらは

のんの仏壇の前にいることが多かった。

今日もそこでのんびりと寝てました。

急変したのは午前9時50分。

一度目の嘔吐。

そしていつものように

パンを作り始めたパピィの足元に移動。

私がちょっと人が来たので玄関に出て

5分もしないその時、パピィの悲鳴に近い私を呼ぶ声。

慌てて部屋に戻ると多量の嘔吐。

食べていないので水しかありません。

そしてそれからは坂道を転げ落ちるように

そらの意識が遠のいて行きました。

キラと3人で呼んでも呼んでも

もう頭をあげませんでした。

そして午前11時55分、

そらはそう苦しむこともなく

息を止めました。

静かに静かに飛び立っていきました。

まさか、こんなに早く逝ってしまうとは・・

もう少し時間があると思っていました。

ありがとうね、宙(そら)。

12年と10カ月、

私たちにたくさんの幸せをくれましたね。

本当にありがとう。