こんばんは~、
黒猫ちゃん。今夜も会えたね~。
会えたといっても斜めお向かいの二階のお部屋の窓辺に
夜の時間だけに姿を見せる黒猫ちゃんなんだけどね。
顔も見えないし、窓辺からこっち見ているかなってくらいの出会い。
でもなんか会えると、いや、見えるとかな、楽しい。
人様のおうち覗いているみたいで申し訳ないけど。(ペコリ)
我が家は猫アレルギーの人がいるので猫は飼えない。
私が小さい時、二匹の猫を飼ったのが最後かな。
お隣から一匹貰ってきたんだけれど
人懐っこい猫で、よく布団中に入って来てて
トイレに行った父が布団の中のミーを踏んじゃって
ひん死の状態に・・動物病院もない時代。
見守るしかなくて・・
でも誰もがミーは生き延びると思えなかった。
私があまり嘆くので母がもう一匹貰ってきてくれました。
でも生命力が強かったミー、
信じられないくらい元気になって三毛猫のミーと
黒と白の縞模様のトラが我が家の家族になった。
彼らは家と外を自由気ままに過ごしていた。
そんな時代だった。今は家の中で飼うけれどね。
それから何年たっただろう。
ある日ミーが子供を産んだ。でも残念なことに奇形児で死産。
でもそんなこと知らないミーはいなくなった子猫を探して探して、
ある日そのミーが消えた。
そのミーを今度はトラが探して探して、半年ほどたったある日、
今度はトラが消えた。
猫は自分の死期を悟るといなくなるという。
それ以来、猫は飼っていない。突然いなくなるのは寂しすぎる。
わんちゃんも何匹か飼ったけれど、
我が家に来た時、子犬だった子は子犬のまま亡くなてしまった。
次に我が家に来たのはスピッツのわんちゃん。
拾われて我が家に預けられたんだけれど
お隣のわんちゃんと相性が悪くて取っ組み合いの喧嘩が絶えず
一か月ほどでほかの引き取り先にもらわれていった。
我が家はきっと犬と相性が悪いんだとそれ以来犬はあきらめて
九官鳥とかオウムとか紅雀さか文鳥、セキセイインコと
ずっと鳥の共に過ごした子供時代。
でもある日パピィが言った。
「ボク、一軒家に住んだら犬が欲しかったんだよね」
マジかぁぁ。一軒家に住んでもう10年以上たつじゃん。
もっと早く言えばよかったのに・・
と、我が家にやってきたのはゴールデンレトリバーの海でした。
パピィのお友達のところで生まれた子をもらってきたのでした。
海はたぶん自分を犬とは思っていなかった。(笑)
人間だと思っていたんじゃないかな。
人と寄り添い人を大切に思い本当に穏やかで優しい子でした。
赤ちゃんだったキラを本当にかわいがってくれました。
キラの枕になったり、口に手を突っ込まれてもじっとしてました。
キラがよちよち歩きを始めた時は、転びそうになると
どうしようと心配顔で見守っていました。
キラが一歳三か月の時その海が亡くなって
ペットロスに陥った家族を救うべくやってきたのが宙。
そしてその一年後にやってきたのが音でした。
ペットショップにいた音をどうしても音が欲しいと
キラに泣かれて我が家にやってきたのが
すでに八か月になっていた売れ残りの音。
音は今まで外に出たことがないとペットショップの人に言われて
涙が止まりませんでした。
でも残念なことに音は子供嫌い。
ペットショップではあんなにキラに家に連れてってって
アピールしていたのにね。子供嫌いとは・・
そして楽(ガク)がやってきたのでした。
ガクもペットショップでキラに連れてってと言った
六か月になっていた売れ残りのわんちゃんでした。
買ったときはトイプードルだって思ったんだけれどね。
お金払うときになって
トイプードルとチャイニーズグレーステッドドックの
ミックスって知ってびっくり。
まっ、犬種にはこだわりないんだけれどね。
家に来たいっていうのが一番だから。
犬たちに囲まれてほんと楽しい日々でしたが
宙も音もお空に舞って今はガクが一人だけ。
お隣の猫ちゃんの話から
我が家の動物歴の話になっちゃったよ。(笑)
10歳になったガク、元気で頑張ってね。
キミは今や、我が家のスターだからね。
北海道美瑛町白金青い池より
北海道紋別より