ジュリはヘルメス((笑))のスカーフをいつの間にか失くしたことに気づきました。
そのスカーフは、先日ジュリがギョンテと会った際、ギョンテの首にジュリが巻いたのですが、ジュリはそのことを忘れていました。
そのスカーフ、ギョンテが店に帰ると、ミョンジャが手にやけどをしたので、氷で冷やした後、とっさにギョンテはミョンジャの手に巻きました。
見慣れないスカーフに、ミョンジャは誰からものかギョンテに訊ねました。その際にそばにいたコンヒが、ヘルメスのスカーフだ、と言ったため、ミョンジャの追求は厳しくなりましたが、ギョンテが拾った、と白状しましたから、それならとミョンジャは自分のものにしてしまいました。
ところがその後、詩の講座にジュリもミョンジャも出席した際、ジュリがミョンジャの巻いているスカーフを見て、自分がギョンテに渡したスカーフだ、と言い出して騒ぎになりました。その際、自分がギョンテを好いていたのにミョンジャに取られたと思っているジュリが言ったセリフがこの言葉になります。