ある朝ダルヨンがめかしこんだ上、帽子を選んでいました。ジンシルはダルヨンに帽子を選んであげると、めかしこんでどこへ出かけるのか?、と訊ねました。
するとダルヨンは、イムさんと合コンに行く、と答えましたから、ジンシルは、イムさんは脳卒中で倒れてようやく直ったばかりなのに、と合コンに行くダルヨンを牽制しました。
このジンシルの言葉に腹を立てたダルヨンは、イムさんは病気になりたくてなったわけじゃない、とそれまでの上機嫌が嘘のように怒り出しました。慌てたジンシルが取り繕うとしましたが、元気なうちにやりたいことをやると言い張るダルヨンは、合コンに行ってしまいました。
このセリフはダルヨンが怒って家を出る寸前、捨て台詞のように放った言葉です。
このセリフ、昨年の今頃、『どたばたファミリー』の初回放送時にご紹介しようと準備していたのですが、次々と新たなセリフが出てきて埋もれていたのを、昨日再放送があって掘り起こせたものです。
こんな名セリフも一年間も放ったらかしにしていたことを猛省しています。
朝方、ダルヨンの娘のハヨンが、「言葉ではなんの解決にもならない」と言ってましたが、言葉は時には暴力以上の打撃を人に与えます。
ダルヨンの言うように、一度発した言葉は取り消すことができず、そのまま暴走すると取り返しがつかなくなります。そのためにも昨日ご紹介した言葉の信号が要りますね。