今宵は『ヒョシム家の各自図生』からこのセリフにしました。これまたホームドラマらしい説得力のあるセリフですね!このセリフは…
ヒョシムが勤務を終えて帰ろうとしていたところルビーがフィリップのゴルフのレッスンに付き添いとしてやってきました。ルビーは、テハと付き合うようになって身だしなみ変わったヒョシムを見て、ジャージじゃないんだね、と皮肉ったあと、叔母さん、実家に戻って、ときつい口調で言いました。これに、なぜ?、と一言答えたヒョシムにルビーは、叔母さんのせいで家が大変で勉強に集中できない、祖母を管理して、と答えました。そこでヒョシムが、以前はなぜそんな生き方を?、と言ったじゃないか、と突き返しました。するとルビーは、あの時と今では状況がちがう、自分にまで害が及ぶとは思っていなかった、と言ってその時の発言をヒョシムに謝りました。
その時練習中のフィリップが、僕は害を受けてません、と茶々をいれましまから、これを黙らせたルビーは、私は勉強をしないといけないの、と言いました。この後ヒョシムは叔母らしく説教モードに入り、言葉を使うときは相手のことをかんがえろ、直さないと友達がいなくなる、言葉で傷つくから、と言いました。そしてルビーに、私は賢いの、説教しないで、と言われたのも関係なく続けて言った言葉がこのセリフになります。
そして最後に、友達いないでしょう、だから友達に認められるために勉強してるのでは?、ルビーは賢いから私の言葉が理解できたはず、努力してみて、と言って立ち去りました。
先日、ルビーの父親、つまりヒョシムの兄がルビーに、
「本業は勉強だけか~中略~先に道理を学べ、道理を知らないと周りの人を不幸にする」
と言ったセリフをご紹介しました。そしてここへきて今度はヒョシムがルビーに諭しました。ヒョシムが言ってることもヒョシムの兄が言ってることも、"内容は違いますが本質は同じです"(実はこれもセリフなんです(笑)またいずれご紹介します。)。
さすがは視聴者から、「家族が揃って視聴するドラマなのだから、それに相応しい内容を。」と投稿が来るドラマだけありますね。
しかし、子供の受験にだけ熱心な親が見たら、このセリフ、どう思うのでしょうね(笑)