今宵は『本物が現れた!』からこのセリフにしました。このセリフは…
生徒会長のボンニムは、オールドスクールの授業が終わると生徒達を自分の店へ招いて料理を振る舞いました。そこへ別に連絡を受けたヨンドゥがグムシルを連れて現れ合流しました。そしてグムシルは、自分の息子は大企業の会長で稼いでいるからと、今日の会計は自分が持つ、と言いました。
ところが支払いも済ませ、帰りの車に乗ったグムシルでしたが、浮かない顔で外を見ていましたからヨンドゥが、全部支払ったのに元気がないですね、と言いました。これを聞いたグムシルの言葉がこのセリフになります。
以前「金と権力があれば見下されない。」と息巻いていたグムシルでしたが、昔貧しかった頃、姑が養女に出してしまい生き別れになった娘がいました。裕福になった今もこのことが忘れられないグムシルのこれが本心でしょう。そしてやはり、
「お金ってものは、もう少しあったらいいのにと思うくらいがちょうどいい。多すぎても悩みは尽きないし、むしろ若い人には災いの種になることもある。」byキム・ヘンジャ(ソン・オクスク扮)、質屋社長、市場の日済の金融業者
ということです。