
今日は、日テレ+で『私の名前はキム・サムスン』の一挙放送があり、やはり鑑賞が第一義ですから、記事アップが遅れてしまいました…。
そんな今日は、『結婚しよう、メンコンア』の昨夜放送回から、このセリフになります。
ホンダンは、本部長から、クレームの数を言うくらいならお経を唱えた方がましだ、とまで言われ、退職届を出しました。
ところが結婚相手のコンブから、借金があるから退職しないで欲しい、と頼まれ、既に人事課に回っていた退職届を取り返して会社にとどまりました。
そんなホンダンが、パソコンの調子が悪いからとキーボードを叩きつけているとそこへチーム長のジナが現れ、辞めるかと思えば会社を潰すつもりか、無理しなくてもいい、と嫌みを言って、パソコンの電源を切りました。
そして、使えない人ね、退職願をまた書いては?、と言いましたから、ホンダンは、撤回したのだからその話はするな。と、言いました。
するとジナは、だから部下が調子に乗るのよ、と言って、自分とブラインドコンテストを争ったコンヒのことを持ち出しましたので、ホンダンが言い返した言葉がこのセリフになります。
「上清ければ下濁らず」
まさに読んで字の如くで、川上の流れ綺麗なら、川下の流れ綺麗だ、ということから、上に立つ者が清廉なら下の者もそれを見習って悪いことをしない、と言う意味です。
逆に言えば、上がバカなら下もバカということになりますから、組織の上に立つ者はそれだけ自らの行動、言動に責任を負っているということになります。
ですからバカな為政者を選んでしまうと、世の中が乱れるのも当然で、しかも今のようにこれだけ世界が狭くなると他国にまで影響が及んでしまいますね。