昨日ロシアの選別センターなるものの記事を読んだ。
狭い部屋に何人も入れられて、座ることもできずに水だけを与えられて1日に1回トイレに行ける…という記事でした。
それを読んで、第二次世界大戦の時のアウシュヴィッツを思い出した。
間違った選民思想とユダヤ人への虐殺行為。アウシュヴィッツでも狭い部屋に何人も詰め込み毒ガスで殺す。というようなことがあったようです。
「対独戦勝記念日が聞いて呆れるわ」
「えっ何で?」
「アウシュヴィッツみたいなことやって、恥ずかしくないんかなぁ」
「アウシュヴィッツって?」
「…えっ?」
旦那さんとの会話(一部抜粋)ですが、こんなにガッカリしたことなかったですわ。
そこでの詳しい内容はともかく、アウシュヴィッツは歴史の授業で習ったはず。
興味がないのは責められることじゃないけれど、名前くらい聞いたことあるやろぉ?
歴史の授業って、古い順にやりますでしょ。今の教科書や授業時間がどうなのかちょっと詳しくないんですけど…私の学生時代は詰め込み教育だったので、内容も多いうえに絶対時間通りになんか進まなくって。近代史は駆け足授業でした。
なもんで、世界大戦あたりがパーッと終わった印象です。
でも本当に必要なのは近代史なんじゃないかと思う。
まだ戦争経験者も生きていて、まして紛争や戦争は今もなくなっていない。
一番身近で必要な知識じゃないですか?
平和ボケしていたって、戦争をしちゃいけないってことを過去からきちんと学ぶ。その土地の悲惨さも、残された人の苦しみや悲しみも、少しでも知って自分や大切な人のことを考えたら戦争する意味ってないと思うんじゃないかな。
今ウクライナの人達の悲しく残酷で過酷な状況は、想像してみたところでその何百倍も上を行く悲惨さなんだろうと思う。でも他人事じゃない。明日は我が身かもしれない。
毎日毎日ニュースを見て慣れてきている怖さ。しかし深めた知識はいつか役立つかもしれない。きっかけは何にせよ、「ロシアは非道だ」って思うだけじゃなく。
何でウクライナを誰も軍事的に助けないのか。世界のそうした組織は何故動けないのか。
戦争犯罪の捜査に何故ロシアは拒否権を発動できるのか。
「???」
は、たくさんある。
今知るべき調べるべきものは、たくさんある。
でも日常もやるべきことは目一杯あるんだけどね💧
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