我が家のネコたちとパートナーと過ごした26年間の話し

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パートナーの悲しい真実3 私は雇用されてなかったのだ。

2021-03-28 05:48:16 | 日記
仕事のパートナーが亡くなった。

彼は個人事業主。
私は彼から仕事を受注していた外注者。
外注だと、収入分から経費など明記した帳簿をつけ、確定申告をしなければならない。
所得税など税金は確定申告をして支払う。

故人の事業の解体がきまり、片付けをしていたところ、10年前に彼と交わした『労働雇用契約書』が出てきた。
互いの直筆の署名もある。
書いた記憶はなくなっていた。
しかし思い返せば、その頃から彼の事業所に平日、時には土曜日、日曜日も出向き、電話応対、メールへの対応、毎日の仕事の記録など始めたのかもしれない。

そして雇用契約書に記されていた金額が、これまで貰ったことのない金額。
いつの間に減額されたのだろう?

ずっと眺めてて気がついた!
この金額って、10%引かれて、定期券分の交通費が加算されてる!

つまり、源泉徴収されていたのだ。
所得税を前払いしていたのだ。

しかし、彼の帳簿では、私に支払った金額が
支払いましたーと記されているだけ。

私の貰えたはずの、残りの10%は消えていたのだ。

ガクッ

きちんと源泉徴収していたことが記録されていたなら、私は雇用保険にも加入できたのだ。

彼の亡くなったあとハローワークで相談してみた。

失業保険貰えると助かるなーと思って。

亡くなったあと、遡って雇用保険に加入できる条件は、

タイムカードがあること。
→私はタイムカード使ってなかった。テキトーに出社してテキトーに帰宅していた。

同僚がいること。互いに、そこで仕事をしていた。という証言ができる。
→私は故人と2人で事業所内で、働いていた。だから誰も証言してくれない。

ということで、遡って雇用保険に加入することは出来なかった。

これに関しては、私の落ち度も大きい。
雇用契約書を、交わしたことをすっかり忘れていて、ずっと、確定申告していたから。

確定申告していたことも、雇用保険に遡って加入できない理由としてハローワークで、指摘されました。

彼が亡くなってから15日目。

明らかになる真実に落胆したり、彼が亡くなったことが、現実なのか分からなくなったり。

まだまだ精神状態は、安定していない。

が、あと2日で事業所を明け渡すために、
片付けをすすめることだけに焦点をあてる。