「小さな校舎」とは言え、校庭から間近に見上げる「舎」は、やはり「風格」と「威厳」、そして穏やかでなんとも言えない温かみのある「風貌」が漂っている。
この感覚は、私だけでは無く、こんな「木造校舎」で学んだ経験のある年代の方達には、きっとご理解頂ける感覚だと思う・・ 今回、No56の続き掲載させて頂きます~
校庭から、裏庭に周ると校舎と「理科室」そして「トイレ」とを結ぶ「渡り廊下」が目に付いた。勿論お決まりの小さな「池」もあり、きっと此処(中庭)では「鳥」や「兎」「金魚」なども飼っていて、児童達全員が世話をしながら「命」というものを学んだのでしょね~
「理科室」は生憎、鍵が掛っていてガラス越しに室内を覗き込むくらいでしたが・・暫らくして今度は廊下を伝い「トイレ」も覗いてみました。清掃が行き届いていてとても清潔に保たれていた。
中庭から「廊下」を渡り、裏口から「校舎内」に入っていきます。木戸をガラガラと開けると、真っ先に目に飛び込んできたのが、ピカピカの「廊下」!そして壁には児童たちの作品が展示されていて、ちょっとした「美術館」のようだ~
二階に上がると、ここもピカピカの廊下が目に付く~それにこの階段踊場の壁にも生徒達の作品が展示されていて、各教室は机・椅子だけは撤去されていたが、生徒達の作品はそのまま壁に展示してあった。
さて、この「戸崎小学校」・・小高い丘(みかん畑)と波穏やかな瀬戸内の海に囲まれた環境の下にあります。そう思うとこの「学び舎」が休校に追い込まれたのは、本当に残念で仕方有りません。
追記 H18年に「休校」が決まって二年しか経っていないため、保存状態が良いのかと思っておりましたが、そうではなく地元の住民の方達で管理・清掃を行なっているようです。其れを聞いて、この「舎」は地域の方達にとって、正しく「宝」なのだと感じた~(^。^)
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